内容説明
最愛の老師を殺した人物が利祥だとわかりつつも、珪華はいまだ彼への想いを封印できぬままだった。困惑する珪華に、元皇帝の利佑は「利祥に手出ししないかわりに、お前は彼のものにはなるな」と契約を持ちかけ、条件を呑んでしまう。さらに珪華は、老師の息子で幼なじみの景舜と出会い、運命に飲み込まれ!? 「俺にはお前が必要だ」秘められた利祥の想いと、危険な独占欲が暴走する、危険なラブ大増量の第3弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みとん
3
あぁ、珪華の出生ってまだ明かされてなかったんだっけ?予想通りすぎて忘れてました(笑)相変わらず大暴走と、無知により、男に迫られまくりな珪華ですが、いい加減にしないとふしだらな女性のようですよ・・・。あれだけのことをされてても警戒ゼロとか、本当に頭の弱い子。それにしても雷牙が突然目立ちましたね~。ヤンチャだけど面倒見のよいお兄さんタイプ、好きです。あと新キャラの景舜くん。ズル賢さがいい感じ。うん、このくらい政治的やり取りがあると読みごたえも出てくるかな。これまでは兄弟の三角関係のみだったからね。2016/12/18
みや
2
☆☆☆2020/05/29
ソフィア
2
またまた珪華が大暴走した三巻目。この子、馬鹿なんじゃないかとか思う節も多々ありましたが、前巻までよりはましになった気がします。景舜がこの話の中で一番賢いですね。いっそ、この人が皇帝になればいいのに。珪華の生い立ちは予想どおりすぎて、驚きもないです。次が最後。予想が当たってますように。2015/03/25
ちいな
2
玄楊と景舜の想いとか、景舜の珪華に対する憎しみとか切ないなーと思う。珪華は祥が玄楊の死んだ場所にいたって、え、そんな結末!?で意外にあっさりで許すの早すぎじゃとも思うけども、二人ともお互い大好きさが伝わるので、まあ良かったのかなと。佑との約束がまた波乱を起こして…再読だけど、やっぱりキャラに魅了されました。2015/03/12
イヌリン
2
針だけで自在に動かせる術って、なんかずるい・・2014/10/05