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内容説明
華やかな恋愛遍歴と和歌の才で名を残した、女流歌人・伊勢。彼女の真実の姿とは…!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
なつき
5
嫌な貴族の代名詞だった時平が格好良い・・・!宇多天皇の女御・温子に仕え、温子の弟・仲平、宇多天皇、宇多天皇の皇子・敦慶親王に愛された伊勢。恋多き女流歌人のイメージでしたが、河村さんの手にかかると不器用で鈍感な可愛い女性に変わるから不思議。久しぶりの子守・おてんの話もじんわりと背中が暖かくなりました。2012/11/18
エラリー9
2
「末の松山」というと、最近では『うた恋い』を連想してしまいますが、関連はないようです。決まり文句でしょうね…。「関白」ってそういう意味だったのか。菅原道真がいいとこないのが新鮮。藤原時平みたいな悪役キャラの方が魅力的です。主人公の伊勢をはじめ、出てくる女性陣の心根が基本的にきれいなのも気持ちいい。異母兄弟の婚姻に禁忌感が全くないのも時代を感じる。「山つ神」みたいな飛鳥・奈良時代に近い話ももっと読んでみたい。2012/11/22
punto
1
タイトルから、末の松山 波超さじとは で来るかと思ってましたが、主人公は伊勢(難波潟 みじかきあしの~)でした。時平や道真の時代の人だったのですね。時平は道真を恐れてたのかと思ってましたが、平然としていたという逸話があったと知ってびっくりしました。関白の語源も初めて知った。やっぱり平安時代もいいなぁ。2014/01/08
みや
1
伊勢の漫画!狂喜乱舞(爆)敦慶親王が出てて本当に嬉しい!しかも均子まで…。うれしすぎます!そしてまさかの宮地列子の話まで!うれしすぎます!2012/12/07
rinrin3
0
最後の短編にうるっときてしまった…。子どもが死ぬ話には弱い・・・2015/02/27
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