鳥貴族「280円均一」の経営哲学

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鳥貴族「280円均一」の経営哲学

  • 著者名:大倉忠司【著】
  • 価格 ¥1,232(本体¥1,120)
  • 東洋経済新報社(2013/05発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492502433

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内容説明

「思想」なき安売りは疲弊するだけ。
お客様が喜ぶ、従業員が生き生きと働く。
その秘密のすべてがここにある!
▼「鳥貴族」ってどんなところ?
1985年創業。東大阪の9坪の店舗から。「村さ来」の社長の本をバイブルに“ヤング世代をつかむ”明るい店舗、ゆとりのある席、ボリュームあるメニューで展開。
店名の由来は「お客さまを貴族扱いする」。1986年に法人化。年に1店のペースで多店舗展開。2003年。道頓堀店が阪神優勝の波に乗ってブレイク。2004年、東京進出。2011年、名古屋進出。現在300店舗に迫る勢い。
▼なぜ「鳥貴族」は旨いのか
オシャレな焼き鳥店として大人気の「鳥貴族」。なぜこんなに人気が高いのか。それは、
・輸入鶏肉は使わない
・セントラルキッチン方式を導入せず、串打ちから焼きまで各店で行う
・明るい店で、若者、女性が気軽に入店できる
・すべて280円均一で、安くて旨い
で一度訪れたお客の心を捉えて離さないからだ。
▼長引く不況でも好調をキープ
長引く不況、東日本大震災などの影響で、他の均一居酒屋、外食店が震災で大苦戦している中、鳥貴族は好調をキープぶり。
そこにはサービス業に普遍の理念と方法がある。
25年間、鳥料理のみで展開し、創業からブレずに均一低価格を続けていることが強みだ。右肩下がりの時代にサービスで顧客の心をつかむ作法、社員もお客さんも満足できる店舗経営のあり方を創業者自らが語る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かず

34
★★★★audiobook。 私は「鳥貴族」に行ったことはないし、正直さほど興味もない。それでも読了できた面白さがある。2022/04/07

カッパ

26
【193】400【△】とりきといえば錦糸町のミシュラン専門店が浮かびます。いや、決してグルメではありません。それと負けずと劣らないのが鳥貴族。若者が飲みといったら鳥貴族がいい!という人がいるくらいである。うぬぼれ中ということばをかがげ安くそれでも良いものをお工夫している姿は畏敬の念を抱く。2017/05/18

復活!! あくびちゃん!

4
やはり創業者の話は面白い。伸びる会社には、明確な戦略があることがハッキリする。これから店舗数が増えるにつれ、企業としての伸びが無くなると思うが、その時にどのような戦略を取るかが見ものかも。ただ、この会社の内部を知っている人の話と違うところがあるので、今後それを調べてみたいと思う。2016/11/29

luther0801

4
良著。講演を聴いたので購入。「鳥一筋でブレない経営」「焼き鳥で世の中明るく」など、志を共有しようという同士に向けて分かりやすいフレーズが明快。売価280円にこだわり、削るコストと削らないコストを明確にするなど、部下の働く指針も明確。根底に流れる思想に私心がなく、素晴らしい経営者だと思います。関ジャニファンのうちの子供にも読ませてみようと思う。2014/10/04

アヤ

2
なるほど、と思うことが多かった。 10店舗までは目が届いても、それ以上は難しい。逆に11店舗をしっかり動かせるマニュアル、フローができれば、2000点でも大丈夫。2018/05/19

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