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内容説明
評論家も予想できなかったファイターズのリーグ優勝(2012年)。ダルビッシュが抜け、コーチ経験もない新人の栗山監督のもとで、なぜ勝てたのか? また、北海道移転以降、監督や選手が変わっても、毎年のように優勝争いに絡めるのはなぜか?(7年間で4回の優勝)ファイターズ前球団社長である著者が、「ベースボール・オペレーション・システム(BOS)」のことも含め、細かに解説。現場発、最強のスポーツビジネス論。
目次
第1章 スポーツビジネスとは何か
第2章 試合収入
第3章 放映権収入
第4章 スポンサー収入
第5章 マーチャンダイジング収入
第6章 スポーツビジネスのためのIT戦略
第7章 地域密着がスポーツビジネスを成功へ導く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Miyoshi Hirotaka
24
野球が強い北海道。こう言える時代が来るとは夢だった。野球は通年で野外練習ができる地域のスポーツだと思い込んでいた。この常識を破ったのは駒沢苫小牧、甲子園球史に残る強さを発揮した。一方、ファイターズは札幌移転後、リーグ優勝4回、うち1回は日本一という立派な結果を残した。一年で選手が大きく入れ替わるアマでは現場の指導力がものをいうがプロでは組織力。顧客であるファンに価値を提供できなければ組織は破綻する。プロスポーツといえども経営の基本は一般企業と同じ。今年の最下位は悔しかったが、来シーズンに期待しよう。2013/11/14
おくりゆう
9
ドラフトのくじ引きでお馴染み、というイメージしかなかった(失礼)藤井前球団社長ですが、日本ではあまり確立されていないスポーツビジネスの本という点に興味をひかれ購入。タイトルと直接、関係しているのは選手の能力の数値化で話題を呼んだ「ベースボールオペレーションシステム」に触れている第6章(のちょっと)ですが、スポーツチームの収入を6つに分類した経験則に裏打ちされたスポーツビジネス論は分かりやすく、理屈にあっているように思います。また藤井氏の想いは素晴らしく、魅力的なチームになるわけだと勝手に納得。2012/12/29
お空
7
借り本。学生の頃にこんな本を読みつつ、スポーツマネジメントを学びたかったです(>_<)本当、人見知りじゃなく社会人的にしっかりしてたら、行きたかった世界だなと。好きなものでも仕事にしたらまた違うんでしょうけど・・・。プロ野球のフロントの裏側を見ました。糸井選手を放出した理由も言葉では説明しにくいですが、理解はしました。こんな感じで収益がなりたっているんだなと。知りたかったことが詰まってて、読み応えバッチリでした。古本屋で見つけたら購入しようと思ってます。2014/07/12
学楽生喜(がくらくせいき)
7
この本は著者がスポーツビジネスの第一線を退き、現在、教鞭を取っている大学での講義録がベースになっている為、著者の前作に比べ、著者の経験から導かれた原則がより定義づけられている印象を受けた。本のタイトルとあまり関係ない記述や、前作と重複している部分もあったが、北海道日本ハムファイターズがクレドを導入している事は知らなかったので、ほんとうに驚いた。またスポンサー営業に関する記述も、今の仕事とリンクする部分もあったので、読んでよかったと思う。自分としては、今やるべきことは分かったので、それをしっかり成果に結びつ2014/04/28
ミリオン座
7
答えは球団の経営方針が変わらないから。で、日ハムの経営方針は他チームとどこが違うの?ていうより、日ハムの経営は優れてるの?・・・そんな話が分りやすく書いてありました。でもやっぱり知りたいのは日ハムの評価システム。詳しく書いて欲しかった。2013/04/29
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