一琴一鶴 - 御算用始末日記

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一琴一鶴 - 御算用始末日記

  • 著者名:六道慧
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2013/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334764937
  • NDC分類:913.6

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内容説明

明治元年、江戸城が無血開城されたものの、新政府軍と旧幕府側との火種は、いまだに燻っていた。賊軍と貶められ、3千石の減封を命じられた関戸藩では、藩邸で剣術大会の準備が進められていた。謀反の企みか!? 生田数之進と早乙女一角が潜入し、真意を探ると……。日本御算用者として、老爺二人が「千両智恵」で、民や藩士の明日を切り拓く。新シリーズ第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

あかんべ

8
こんな年をとっても大切な友でいられて幸せ。不出来の孫竜平に翻弄されるのも良い味を出している。2015/02/11

baba

7
若く溌剌としていた幕府御算用者数之進と一角は、時代は変わり明治元年になり二人ともすっかり老人になり淋し限りです。時の移り変わりはいかんともし難く、次第に孫が若き頃の二人に似ているのが救い。幕府がなくなり、日本算用者としてやっていけるのか?2014/03/20

沼田のに

3
「則ち人を捨てず」を間違って先に読んでたのでこれでこのシリーズは読了。設定に無理があって、起承転結の転と結がゴチャゴチャで頭に入ってこなかったのがこのシリーズの共通の読後感だ。本編にしても自分の仲間内で日本御算用者を勝手にやってんのになして敵側にその存在が漏れるのか分んない。とはいえ雰囲気は面白くて楽しんだ。4/102015/03/01

まりこ

3
変わらない盟友関係、変わらない絡みが良い。ホッとする。が、もう少し孫達の活躍もあったらいいな。『まずは手習いをせい。それもせずに幼いときから金儲けに熱心なのは、『無用の慾心』というもの』『見栄を張れるのは、まだ気合いがあるから』2013/06/14

いえのぶ

3
前シリーズから50年後の明治元年。関戸藩邸に新政府に対する謀反の動きがある。御算用者として士民のために79歳の老人二人が孫たちと活躍する。2013/02/16

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