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内容説明
産業の王者である自動車業界、そのエンジン製造・塗装・組立といった製造プロセスから、生産管理の秘訣までを詳細に解説した決定版。製造業界に革新をもたらした「トヨタ生産方式」を実践し続けた著者によって、自動車業界のみならず、すべてのものづくり産業に共通する課題、そして具体的解決策までが明らかになる。
目次
第1章 クルマはこうして作られる―「全図解」自動車工程
第2章 クルマ作りの工程とかんばん―「生産管理」
第3章 「知恵と工夫」が自動車工場を効率化する!
第4章 「平準化仕掛け」がかんばんを支える!
第5章 「運搬」にも知恵を働かせる
第6章 「ポカヨケ」は失敗の研究から始まる
第7章 「標準作業票」のあくなき進化が「工場の進化」につながる!
第8章 「トヨタ流」自分を高める仕事術
エピローグ 韓国・中国企業はどう変わってきているのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tkokon
5
【ふむふむ】自動車生産の工程について知りたくて購入。工程の説明は、最初の数十ページで、残りはトヨタの現場やトヨタ生産方式についての説明。工場勤務時代を思い出しながら楽しく読みました。2014/03/27
ふろんた2.0
5
自分の知りたかったことが網羅されていて、かつ自分でもわかるレベルで書かれている。自動車工場における生産管理の教科書として非常に良い。2013/04/01
my
4
Kindle。完成車工場の全体像が分り、工場を見る際に参考になる一冊でした。 日本の工場管理、生産管理について書かれる本の内容は20-30年前から変わってないように感じて、逆に新興EVメーカーやスタートアップがどんな工場を運営しているのかが凄く気になる。2022/04/10
yoei H
2
自動車完成までの流れが、簡略的にとても理解しやすくまとめられている本。後輩への説明のときなど重宝させてもらっています。
kotarou
2
トヨタのOBが書いただけあり、迫力がある。かんばんを支える平準化、ポカヨケの工夫、標準作業票ベースのカイゼンから、トヨタ流問題解決手法まで、具体的な事例でもって語られ説得力があった。どの業界でも活かせるエッセンスがあるとは思うけど、何よりもこのカイゼンが当たり前の、現場が主役の土壌をどう作るかが最もむつかしいと感じた。これは会社の思想や風土みたいなもんで何処かからもってきた仕組みだけを真似てもどうにもならんと思う。何を大切にするかを見直したほうが良い。2013/09/14