内容説明
日本の統治システムを根本から変えた明治維新。これは、ただ単に志士たちが決起したから起こったわけではない。戦国時代から徳川の世になるまでの間に起こった様々な遺恨が260年以上のときを経て明治維新という大きなうねりになったのだ。歴史の点と点を線でつなぐ意欲作。
目次
プロローグ 戦国と幕末「十二の謎」(奇襲でなかった厳島合戦―五倍の大軍に勝利した毛利軍の勝因とは? なぜ上杉謙信は川中島で武田の「啄木鳥の戦法」を見破ることができたのか ほか)
第1章 戦国時代「未解決事件」を追う(信長の天下布武構想と源頼朝 神君伊賀越え事件の裏 ほか)
第2章 幕末「重要案件」の真相に迫る(「坂本龍馬・中岡慎太郎殺害事件」の真相と黒幕 「坂本龍馬・中岡慎太郎殺害事件」と土佐藩の陰謀 ほか)
第3章 戦国と幕末を結ぶ「点と線」(関ヶ原の合戦と幕末の諸藩 坂本龍馬は明智光秀の子孫か!? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともたか
11
なんかい見てもホンマかいな。その昔、「八切止夫」なる作家がいて こんな本をかいていたような。歴史はどれが本当だかわからないから どうとでも書けるらしい。2016/05/10
ともたか
9
ホントのようでホントでないようなどうでもいいような。 まあ 楽しめればいいかな。歴史は勝者の歴史であるから。 どんなことでもありかな。2016/03/19
maito/まいと
5
タイトル見て「後付けの因果結果論」の予感がしたのだけど、読んでみたらその通りだった(爆)というか、タイトルにある戦国と幕末の因果関係話は、後半のみ。前半~中盤は戦国時代と幕末の謎についてを、それぞれ別々に紹介するという、なんだかかみ合わせの悪い構成で、ちょっとガックリきてしまった(涙)各論の内容・論拠など、個々の内容は、近年の研究に準拠しているため波状はしていないものの、それほど目新しさはない。イマイチな一冊である。2012/11/21
forest rise field
1
関ヶ原の遺恨が、徳川幕府を崩壊させた!2013/05/19