内容説明
全国のこじらせ女子の心をわしづかみにした、雨宮まみの第二作。
もてあましたくなる「女子」を語らせたら、この人!という5人を迎えての対談集。
雨宮まみ+5人の女性が語る「こじらせ女子の幸せ」とは!?
目次
「ゲロブス」自意識からの旅立ち(峰なゆか)
「女」を乗りこなせ!(湯山玲子)
処女のままで死ねない(能町みね子)
「女の先輩」の心意気(小島慶子)
恋愛とは仕事である(おかざき真里)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lonesome
41
こじらせについて、雨宮さんと峰さんと同じようにコンプレックスから自分に自信が持てないおいらも仲間かと思ったけれど「女子につまづく」という表現を見て男である自分は簡単に言ってはイケないのかもなと感じた。そう、女子には女同士での世界もあるのだ。そして、こじらせてる人が似たタイプの男を同族嫌悪する理由に大いに納得できた。おかざき真里さんとの対談では、「男には一本筋が通った揺るがない理想がある」になるほど確かにと思い、「恋愛の最高成就形態は変態」に目から鱗が落ちた。心理的な意味で同じだけ殴り合える関係になりたい。2014/04/08
Y
27
雨宮まみの対談集。おかざき真里との対談が一番おもしろかった。その中でも「結婚とは変態である」の項目が特に印象に残ってる。相手のどんな姿を見ても「それがいい!」といえるような自分に変えていく。うーむ、結婚って恋愛とは全然違う感覚なんだなあと。思い返せば腑に落ちることが多々あった。何回でも繰り返して読みたい。読んでいく内に生きる気力みたいなものが身体の底から湧いてきた。全こじらせ女子必読!2012/12/28
skellig@topsy-turvy
21
女子を「こじらせている」系=世間一般の「女子」って分類はなんか自分とは違うと思ってしまう女性、という理解で読みました。社会的分類って厄介だなーと月並みに思いつつ、自分も割とこじらせているので自意識の在り方を再確認。どの方との対談も面白くて一気読み。処女問題、歳の取り方、仕事や出産について、様々なバックグラウンドを持った人の考え方を知るのは本当に刺激的。女、彼女、妻、といったスーツを纏って生きていくのは変わらなくても、それを好きに着脱できる=1存在としての自分の軸を大事にするっていうのが大切なのだろうか。2014/02/03
アコ
20
最近よく耳にする“こじらせ女子”という言葉を広めたことで有名な雨宮まみさんとツワモノ女性たちとの対談集。んー「女はここまでいろいろ考えているぞ!」と非モテ男子にこそ読ませたい1冊な、と。(ナチュラルモテ男子はこんなのとっくに察しててサラッと上手くやってるんだろうから笑)対談相手全員をなんとなくは知ってはいたものの、とにかく湯山玲子さんが至高。こういう年の重ね方をしたいね。こじらせ系なのに実は美人でミーハーな雨宮さんがどこか可愛らしくおもえた読後。ハッとする名言多数なのでオススメ。2015/06/14
naobana2
18
面白かった。こじらせてる方しか読めないです。2015/05/17
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