内容説明
小説仕立てで楽しみながら哲学が学べる、新感覚の「教養エンターテイメント」書籍!
◎人は何のために生きるのか?
◎人生における幸福とは何か?
◎政治における正義とは何か?
哲学の原点にして頂点ギリシア哲学がわかれば、混迷する現代の問題が驚くほどクリアになる!
常識を疑い、思考力を鍛える実践的哲学ノベル。
目次
1 問答烈女は黄昏に「ドクサを破れ」と告げた。―ソクラテス、事物の本質、そして魂の不滅
2 天上乙女は洞窟で「イデアを愛せ」と叫んだ。―プラトン、不変の真理、そして異次元への愛
3 観想少女は頑なに「幸福であれ」と呟いた。―アリストテレス、最高善、そして人生の目的
4 哲学姉妹は暁に「世界を変えよ」と言い切った。―サンデル、共同体の正義、そして世界の行方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
出世八五郎
20
セネカを読み本書を手に取る。〈価値感は人それぞれ〉という価値感の多様化を相対主義という。またの名をリベラリズム。これは万人に受け入れられてる思想だが、人々の絆を断ち切り共通価値感をバラバラにする思想だという。相対主義が〈絶対的な価値感はない!〉と言うと、それは矛盾となる。共通価値感を〈善〉と呼び、それを追求するのがアリストレテスの主張。ギリシャ哲学はソクラテス→プラトン→アリストレテスと3代連続で天才を産み出した。 2016/01/21
ねころじ
4
図書館。被害者、加害者の問題や孤独についての問題を考えるにあたり、思考の武器、哲学を学ぶ必要があると思って手に取った。ソクラテス、プラトン、アリストテレスを中心に哲学についてざっくり。2018/01/31
もっち
4
自分自身哲学書は東浩紀とマイケルサンデルしか読まないという、なんか趣味として消費してる感が否めないんですが、その流れでこれ。東さんが昔凄く面白いことを言っていたので引用すると「ソクラテスは基本的には電波来てる飲んだくれの男で、プラトンはその飲み話を延々とtsudaってtogetterにまとめていたストーカーで、アリストテレスはそのtogetterを真に受けて巨大なまとめサイト作った誇大妄想の男だとか思っておけばだいたいのことはわかる」らしい。哲学といえどラノベ風で内容薄いんで2時間あれば読める。2013/11/10
ゆーき
2
哲学の入門書。ソクラテス→プラトン→アリストテレスの思想をメインに置きながら、相対主義やリベラリズム、功利主義やファシズム等についても言及。ストーリーはぶっ飛んでるけど、その分気軽に読めました。内容もわかりやすいです。個人的にはマリが可愛い。2017/03/26
Midori Yamashita
2
哲学には全く興味がなかったが、この本を読み終わった後、少しは理解できるようになったと思う。2016/02/28
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