内容説明
『ポピュリズム批判程度の本で人生の最後にするのではなく、「人生の達人としての秘訣」のようなものを何か引き出せないかと思ったのが、私の率直な気持ちだ。
私の母より六歳も年上で、かつ、世界最大の新聞の現役主筆であり続けられる人生の先輩に、「本心」から「先生」とつけてしまった次第である。
守護霊意見が、一部、読売新聞の会長としての公的立場とくい違うところもあろうかと思うが、「酒でものんで、若い者たちに話をしたら、こんなこともあるかもね。」ぐらいに思って下されば幸いである。(著者「まえがき」より)』
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
p.ntsk
4
責任主体が分かりづらい大手マスコミにあって、これだけ顔がはっきり分かる方も珍しいのではないかと思います。TV等に映る姿のせいか横柄で傍若無人なイメージのナベツネさんですが、86歳である現在も読売新聞主筆で本も書かれるなどのご活躍には尊敬のひと言です。大衆紙としてのスタンスゆえの縛りも理解できる所はありますが、世界最大の発行部数を誇る新聞としての使命感をもって、もう一段踏み込んだ報道姿勢を期待したいです。2012/10/31
とらじゃ
2
心強い内容だった。阪神ファンとしては複雑ではあるが、やはり読売はすごいと思う。是非とも読売新聞には正しい報道を心がけ、日本を導いていただきたい。2012/10/29