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内容説明
野村監督が初めて語るONの打撃論・監督論。
日本球界を代表するスーパースターといえば、長嶋茂雄、王貞治、そして野村克也の三氏です。現役時代はセ・パに分かれてはいましたが、打撃成績でいつも比較され、日本シリーズでの直接対決は常に大きな話題となりました。監督となってからも、巨人対ヤクルト、阪神、福岡ダイエー(ソフトバンク)対東北楽天で、ペナントを争い、しのぎを削ってきました。
天下のONの打撃論・監督論を語れるのは、そのような多くの戦いを繰り広げてきた野村監督しかいません。日本シリーズやオールスターでの直接対決や一緒にヨーロッパ旅行をした思い出なども紹介しつつ、卓越した技術の秘密や不世出のコンビを産んだふたりの精神的な原点などに迫ります。
そして、今後ONを超えるスターは出てくるのか、あるいはイチローや松井秀喜はONに匹敵するスターなのかについても言及。さらに、巨人・阿部、西武・中村剛といった打者から、メジャーに行ったダルビッシュ、巨人・杉内など現役選手たちの課題、期待についても語ります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
34
今までの本の焼き直し感は強い。またO・Nの偉大さと突出した求心力を再認識させられる。この人たちは基本的に性善説を基にした求道者であるのと、時代が要求した人材だったのもよく理解できた。現役時代を知らない榎本喜八のバッティングや稲尾の投球術はやはり面白く奥が深い。また、昔の選手は自分で道を切り開ける人と、その人に師事する努力家が生き残った事も、今と比較すると面白い。結論は実績では、O・Nに敵わないが、監督として、また人を残す指導者としては彼らに優っていたため、互角ないしは本当は俺の方が上との主張ともとれる。 2015/05/16
ぽかちゅう48
21
今日起きてびっくりしました。王さん、長嶋さんとノムさんの現役時代からの関係性や引退後のエピソード、野球に対する想いが綴られています。刺激しあえる人間がいたのはかけがえない財産だったと思います。ノムさん、お疲れ様でした。2020/02/11
Book Lover Mr.Garakuta
16
図書館本:【速読】(一日一書):野村さんらしいモノの見方が面白かったです。イチロー選手やマー君に対する提言苦言がグッときました。2021/09/06
ようはん
7
ノムさんから見た現役時代から監督時代にいたるまでの長嶋茂雄・王貞治評がテーマ。ノムさん程この2人を研究して時には批判する部分もあれど両者の選手としてのそれぞれの長所と本質を把握し高く評価した人間は居ないのではないかと感じた。2019/05/22
Carlos
7
野村さんの本は読みやすい。2015/05/23