内容説明
江戸川区内の交番に勤務する山中のモットーは、地元の住民と仲良くすること。アパートに住む一人暮らしの老女が、大家とトラブルを起こし、追い出されそうになってしまう。見るに見かねた山中は、妻の勧めで箱根の別荘を購入し、気になっている5名の人たちを住まわせる。別荘に移った後、1人の住人が失踪。さらにもう1人いなくなり…。東京と箱根にまたがる捜査が開始され、十津川警部は、事件を追って箱根に向かう!
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞受賞。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞受賞。2004年には第8回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あきちゃん
4
ん・・。十津川サンがでてくる意味は・・(^_^;)。図書館本だからまぁ、いいかぁ(笑)。 2015/07/03
竹本明
2
内容的には面白いと思う。 何となく気にかかる5人組・・・・・江戸川区の交番に勤務する巡査長が仲良くしてきた地元住民。しかし、この住民にまんまと騙されてしまう・・・ 東京と箱根にまたがる捜査・・・ 読み終わって、初めて体験したが、この物語、犯人逮捕もないし、犯罪もないのでは❓ まとまりは良いが、もう一つ奥があれば良かったのではと思う。2012/03/20
あきさん
1
とういう展開になるのかと思っていたら、誘拐とは想像もしなかった・・(^_^;)2016/06/30
さるきち
1
むちゃくちゃなストーリー。西村京太郎氏だから許せるのかもしれないが。十津川警部も申し訳程度に登場。いくら人がいいといっても5人に別荘を買って住まわせる巡査なんて聞いたことがない。会社の内部告発、誘拐、工場閉鎖、記者会見、お金を区に寄付、なんてどれをとっても無理がある。2015/09/09