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内容説明
【Chapter 1】世界同時恐慌、為替介入、ミスター円、実質実効為替レート…これが「円高」と「世界同時恐慌」の真実だ! 【Chapter 2】ユーロ危機、国家資本主義、リ・オリエント、通貨の無極化…これが「通貨」と「世界経済」の真実だ! 【Chapter 3】人民元、ルピー、ウォン、TPP、アジア共通通貨圏…これが「新興国通貨」の真実だ! 【Chapter 4】ステートファンド、国債暴落、消費税増税、成熟国家戦略…これが「日本経済」と「日本企業」の真実だ! 【Chapter 5】為替予約、キャピタルフライト、外貨・金投資、経済予測…なぜ「通貨」を見れば、経済がわかるのか? 【総論】「世界同時恐慌の時代」を生き抜くために知っておきたいこと・・・すぐそこまで迫っているこの危機に備えて、知っておきたい「円の真実」がぎゅっとつまった一冊です。
目次
1 世界同時不況、為替介入、ミスター円、実質実効為替レート…これが「円高」と「世界同時恐慌」の真実だ!
2 ユーロ危機、国家資本主義、リ・オリエント、通貨の無極化…これが「通貨」と「世界経済」の真実だ!
3 人民元、ルピー、ウォン、TPP、アジア共通通貨圏…これが「新興国通貨」の真実だ!
4 ステートファンド、国債暴落、消費税増税、成熟国家戦略…これが「日本経済」と「日本企業」の真実だ!
5 為替予約、キャピタルフライト、外貨・金投資、経済予測…「通貨」を見れば、経済がわかる!
総論 「世界同時恐慌の時代」を生き抜くために知っておきたいこと
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
53
この本はH24年10月に出版された本であるから、未だ1年も経過していない。ユーロ危機が世界恐慌に発展するは兎も角として、為替介入は無駄であり、そして1ドル70円は正常で、この水準は1年くらい続き、本当の円高はこれからだと述べている。しかし、その後民主党政権は倒れ、アベノミクスが囁かれ始めた途端、駆け足で1ドル100円の円安基調になり、株価も大きく値を上げた。ミスター円と呼ばれた日本一の金融プロでさえ先行き読めないのだから、我々素人が読める筈は無い。東京五輪の開催が決まり、更に予測不可能な時代になりそうだ。2013/09/12
k
4
「たとえいま財務省に戻ることになっても、私は為替介入をしない」。講演会等で話している内容をそのまま本にしたような印象。軽いのでとりあえず目を通す価値はあるかな。日本のみの努力で円高が解消されないっていう説明は納得だけど。2012/12/22
岩彦
2
元財務官僚でミスター円と呼ばれる著者が為替介入や世界同時恐慌について持論を展開。「政治が孤立している」「マスメディアが一方向に世論を増幅している」といった日本の現状から、「リ・オリエント~中長期的に欧米は没落する」といった世界情勢まで幅広くカバー。2013/02/12
k_jizo
2
★★今、どこにいてこれから先どこに向かおうとするのか考えさせられる一冊だった。2012/12/15
どりたま
1
名目70円台は正常で円高ではないというのには少し驚いたが、「日本経済の円の真実」というタイトルだけあってまっとうな話が書いてあった。安倍政権発足前に出版していることもあって、75円~80円のレンジが半年から1年続くと予想しているが、私はそれほど外れたことを書いてあるようには思えなかった。欧米の信用不安が再来すれば、すぐにそのレンジに戻ると思うから…。著者の書籍は初めて、テレビの印象では辛口のイメージがあったのだが、すごく丁寧に易しく書かれているのに少し驚いた。2013/05/05
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