またね！

著者名：石塚夢見

秋田書店（2014/05発売）

• ISBN：9784253105910

内容説明

猫と暮らす。猫と遊ぶ。猫を撫でて、猫に話しかける。なんでもない時間が、素晴らしい時間なんです! 6ページで泣ける猫にまつわるショート・ストーリー集!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ミズカ]

片付けの合間に手に取ったが最後、涙と鼻水で湿ったティッシュの山が出来ました(汚くてすみません)。「死んじゃった後にこの子を抱けるか心配」「ついこの子をくるんじゃった。汚ないから捨てて下さい」。「そこですか！？」と周りに呆れられながらも、拾った猫の最期をしっかりと看取った女の子。実際にしていることを見るのも大事。

2014/11/29

[ぐうぐう]

『黄金色のカノン』に続き、猫を主題とした石塚夢見の最新作。猫にまつわるエピソード集なのだが、『またね！』というタイトルが示すように、飼い主と飼い猫の別れのシチュエーションが多く収録されている。それが、６ページという短さで描かれている点が本書の特徴だ。石塚の、猫に対する愛情が６ページという枚数にたっぷりと込められ、読む者の涙を誘う。

2012/10/16

[文也]

無料だったから何となく読んでみたんだけど、動物のトラウマを扱った話は刺さるなあ。昔、いとこの家にいた、虐待された所を保護されたわんこを思いだしてもーた。

2018/02/07

[ミズカ]

「泣かせにかかってるでしょ～！！」ということで、ポロポロ涙しつつ一気読み。ネコが不憫な思いをしているエピソードは特に読んでいて辛くなった（ココがイッちゃった目でにぎにぎし続けたのが辛かった・・・）。21のエピソードで、ページ数は多くないはずなのに盛りだくさんです。

2013/08/14

[月見里]

人間のせいで猫が痛い目に遭う悲しい話が多くて、ちょっと苦手だった。猫だけじゃなくて、人間の顔もちゃんと描いてほしかったなあ…。

2013/05/02