内容説明
闇に葬られた、知られざる歴史を記した秘密の社伝。この書物を持って失踪した諒司から連絡が。急ぎ、岩手・水沢へ向かう甲斐だったが、社伝はすでに修験たちに奪われていた。一方、この土地の先住民・蝦夷の長であったアテルイが、なぜ簡単に坂上田村麻呂に降伏したのか。ここにも歴史の暗部が眠っていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ポチ
48
第4巻は阿弖流為(アテルイ)と坂上田村麻呂の話。アテルイ達を謀略で騙し殺した?やはり田村麻呂はつくられた英雄なのかな?歴史上の事実とされている事を、色々な角度からみる事は必要だと、改めて感じました。2016/08/23
とも
34
★★★シリーズもの。第四作目を初読みしてしまったが、前作との影響を受ける支障もなく物語に入り込める歴史ミステリー。本文に語られるワードにはところどころ創作が入り混じっているので錯覚を招きやすいので注意が必要。当作のテーマは、東北の非業の英雄『阿弖流為(アテルイ)』。主人公の甲斐が、アテルイとこれと日本史上の英雄『坂上田村麻呂』の秘密に巻き込まれるが、歴史の解明部分が残念なことに薄く浅い。意図的に裏の歴史を解明するよりミステリーに傾注したシリーズかもしれないが、それであれば物足りないシリーズ。2017/12/17
福猫
27
シリーズ一気読み4作目。日本列島を縦横無尽に駆け巡るこのシリーズ。今回の舞台は東北。勝者に書き換えられた歴史…。阿弖流為&田村麻呂伝説の真の姿は!?そして逃走中の諒司の本当の狙いは?そして諒司の持つ社伝の真贋は!?敵か味方か。。そんな期待を胸に読み進めるものの…。結局謎は山の様に蓄積されていくばかり。阿弖流為の解釈は…まあありがちだけど良いとして、諒司は一体何者でな人がしたいんだ!な感じ。続編は未着の為、暫くこのシリーズから離れてみよう。2013/08/14
つたもみじ
22
シリーズ第四弾。今作のテーマは阿弖流為(アテルイ)と、坂上田村麻呂。勝者によってのみ紡がれる歴史。その記述すら残っていない時代。ミステリとしての事件は起きず、その代わりに行方不明になっていた諒司から連絡があり、岩手へと。出賀茂神社の社伝を奪われてしまった諒司に協力し、取り戻す事に成功するも諒司はまたもや姿を消してしまう。諒司は一体…何がしたいんだかなぁ。甲斐は純粋だなあというか優しいなあというか。キャラクター達の関係性も明らかになってきて、いよいよ物語が進んでいく感じ。2013/07/31
佳乃
18
今回の舞台は奥州、岩手です。そして、甲斐たちは諒司に呼ばれ行くのだが、今になって知人に連絡をしてくるあたりが怪しすぎる・・・と思っていたらやっぱり信じ切っている甲斐を裏切りましたな。一体何を考えているのか、また裏に誰がいるのかがわからなさ過ぎて怪しさが増すばかり。それにしても貴湖のなんと無茶な行動の取りようには目を覆います。気が強すぎるのもたまに傷です。も少し可愛らしい一面がないものかと思うのだが、なかなかないですなぁ。まぁ、甲斐を好きなことは一目瞭然でここまで読み進めています。さて、次だ。2018/04/13




