破道 男の詩

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破道 男の詩

  • 著者名:浜田文人【著】
  • 価格 ¥677(本体¥616)
  • 幻冬舎(2016/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344419346

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内容説明

暴力団殲滅に向け兵庫県警の動きが活発化する中、神侠会では会長の跡目争いが激化していた。中堅の美山や藤堂が組織結束へ立ち上がるも、藤堂の腹心が射殺される。藤堂は美山に近い幹部の犯行と睨み、復讐に走る。だが全ては神侠会瓦解を狙う県警本部長の策略だった……。極道と警察、各々の世界で貪欲に出世を目指す男たちが疾走する傑作長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GAKU

57
シリーズ第2作。戦災孤児から極道の道へ進んだ藤堂。満州から引き上げて闇市の用心棒から、兵庫県警へ進んだ安野。共に進んだ道は違うが、どちらも紛れもない「漢達」だった。終盤の藤堂がとった行動は、これこそ極道としてのけじめ。神狭会これからどうなる?引き続き第3作へ!!2018/09/02

ずっきん

50
「青狼」続編。戦後の闇市で暴れていた、戦災孤児藤堂と満州から引き上げてきた安野。二人はそれぞれ極道と警察という道を歩んでいく。跡目争いが激化する神侠会と暴力団殲滅に動く兵庫県警。群像劇仕立てで、誰もが疑心暗鬼な中で展開していく本作は読みごたえガッツリ! 前作の青臭さは抜け、ミステリーな仕掛けがもう少しあれば、かの「孤狼の血」を凌駕したのではと思うくらい血がたぎる面白さ。山口組がモデルだと思うけど、じゃあ、誰がどうなるのだ!?と気が気じゃない「義友」へいくでえー。2018/08/27

2
面白かった! 前作の「とっぱくれ」の主人公の周辺にいた者たちの話。前作では、主人公を含め、一人ひとりの人物の魅力までは伝わってこなかったのだが、今作では極道にしても警察にしても、組織の中でどう動くのか、疑心暗鬼になりつつの人間ドラマが良い。こういった「任侠物」が好きな方にはオススメ。2013/12/15

matsu0310

1
☆☆☆今時…でも、結構好きやね。視点/かき分けがもうちょいスッキリしてくれてたら、もっと良し2013/08/05

Swanky13

0
54冊目2025/07/09

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