内容説明
そうだったのか宇宙!と思わず納得
「金融ビッグバン」「新星のごとく登場した選手」「この路地裏はブラックホールのように深い、怖い」など、宇宙に実在する天体や現象の名前は、わたしたちの生活、社会現象などに密着して使われています。暦や曜日、時間の刻み方も、もともとは宇宙との密接な関係からつくられたシステムです。身近に使われる言葉のなかに潜む宇宙を探し、それを「宇宙の言の葉」と題し、そこから、宇宙の全貌を知る。国立天文台のナベジュン先生こと、渡部潤一氏による、“そうだったのか、宇宙!”と納得すること必至の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゅん兄
19
天文年鑑と月刊天文ガイドを購入しなくなって早や何十年、去年の金冠日食も見なかったけど、久々に昔の血が騒ぐ。「天の川」「アンドロメダ」「宇宙人」「UFO」など良く耳にする天文用語についてのコラム集。さすが博学の渡部先生、歴史を紐解き、文学を引き合いに、縦横無尽に天文学を語り尽くす。文章は平易で読みやすく、でも天文学のポイントはしっかり押さえ、初心者でも理解できる程度に解説している。星空に興味のある人は是非よんでください。2013/01/11
邪馬台国
3
小川洋子の『科学の扉をノックする』で興味を持って。知らない事や忘れてた事がたくさん。1週間・1ヶ月・1年といった時間感覚がいかに天体と関わっていることか、すっかり忘れて過ごしてたなぁ。ウルトラの星M78星雲が実在してたのにもびっくり。2016/05/23
ひきこもりぺんぎん
2
さすが渡部潤一先生だなぁ。理科がニガテな私にも非常に面白く頭に入ってきました。田舎の満点の星空が懐かしくなりました。2015/06/17
かくれんぼ
2
宇宙に関する15の言葉に焦点を当て、一般的な使われ方と天文学的な使われ方を紹介した本。 新書なので読み易さを重視しているだけあってサクサク読める。 私はビッグバンと太陽に惹かれた。後者は太陽活動の影響を考慮しないで温暖化について考えるのはまずいと指摘しており得心した。 2013/02/03
せいや
1
宇宙を知ると、人間が歴史の中で如何に自分中心で考えてきたかがわかる。 けれど逆に、宇宙を知っていなかったら自分たちが如何に自分中心で考えているかすら気付かずにいたのかもしれない。 宇宙はまだ未知で溢れている。 だからこそ、人間は生きる希望を持ち続けられるのではないか。2019/01/30
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