内容説明
友達のいない歩は一人寂しい下校中、クラスメイトの東条の姿を目撃する。だが、彼女の身体の一部は地面に沈んでいた。奇怪なその光景に、さまざまな疑問はありつつも興奮する歩。そう、彼は異能が大好きだった!彼を見込んだ“紅椿神社の呪いにかかった人を助ける帰宅部”の部長・風夏は無理やり歩を部員にする。東条もこの呪いにかかったせいで、怪奇現象に合い帰宅が困難となっていたのだ。おかしな呪いをかけた神の正体とは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1_k
5
文章展開は、第一作ということを割り引いても、下手くそな部類に入ると思う。キャラは好き嫌い分かれるだろうな。唯一ましなのは設定ストーリーかな。結構アラはあるので「良い」というより、まだ読める、程度ですけど。と思ったらその部分は出版に当たって編集さんの指示で作り直したわけですか……。相変わらず、講ラ編集部の選定眼は謎っすね。2012/10/24
シュエパイ
5
大切な祈りと引き換えに、おうちへ帰れなくなってしまった子供たちの奮闘劇、っと。おぉ、なんだかすっきりまとまってたり、適度に起伏があったりで読みやすかったよ!熊は、うん、こまるよね!!なんとなくこのまま終わっても違和感ない話だけど、どーつなげるのかな?2012/10/11
SSS
4
面白い。主人公が好感持てるし、メインヒロインの神埜も可愛い。 リュシーさんの言動不一致も面白い。 今後どうなるかだな。2012/10/06
Hirapon
3
某下校テーマの作品を思い出す内容だけど、こっちの方が中二。中二すぎて若干引くのは最初だけで、どっちかというと妹のあまりのウザさに引く。同じウザい妹なら竹井10日が100倍は書くの上手い。それはおいといて、面白い作品書ける作家な予感はするけど荒削り。これ続けるより次回作がんばれ!っていいたい。2012/10/18
azur
3
サブヒロイン勢に対し主人公とメインヒロインの性格付けが弱い。序盤の立ち上がりから中盤に入るまではテンポ良く、描写もこなれているのですが、肝心の下校シーンで崩れてしまった印象があります。シリアスなシーンで描写が濃すぎ、場の雰囲気に合わないようなイメージも。序盤は素晴らしいのでそのまま完走してほしかったところです。2012/10/07