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内容説明
■石原慎太郎との「作家コンビ」が始まって五年。異端の知事と副知事は、ゲリラ戦で東京を変えてきた!「猪瀬番」記者が目にした、東京改造の軌跡■「担当局なし。任務=特命」 石原は都庁に戻り、幹部を前に言った。「これは総力戦です。何と言っても猪瀬副知事は国との交渉のベテランですから、彼を核に据えて、臆せず、国にものを言ってください」(本文より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shimbo
1
猪瀬さんへの密着取材を通して石原都政を振り返る本。地産地消の電源開発、東電との戦い、羽田の国際空港化、東京メトロと都営線の合併交渉、等、国や他のステークホルダーとの調整が必要なことを猪瀬さんが実務担当者として着実に進めたことは評価に値すると思います。読みやすく、都政という身近な事柄がテーマで飽きることなく一気に読めました。個人的には、言葉再生プロジェクト?のくだりが もっとも興味深かった。2012/10/26
atami_spa
0
番記者によるリアルなルポルタージュゆえ、猪瀬直樹氏の思想・苦悩・行動パターンが実によく読み取れる。マスメディアによって報道される都政動向のひとつひとつに、ストーリーが存在することがよくわかる。都政にメスを入れる様子が読者にリアルに伝わり、ページを次々にめくらせる。また、同書を読むことで、猪瀬氏のみならず石原慎太郎氏のことも少なからず知ることができた。2013/06/23
台所のティラノザウルス
0
副知事の苦労がわかったような気がします2013/05/05
ゆーや
0
2013年1冊目。 東京都知事に就任した、副知事時代の猪瀬直樹氏をある記者が追ったドキュメント。 特に感じた作家であるが故の猪瀬氏の資質は、以下の3つ。 (1)作品の真実性を追求するため、徹底的にファクト(事実・データ)を追う。そのため、現場意識が強い。 (2)必要なファクトを見落とさない観察力が強い (3)シナリオ構築力があるため、交渉にも強い 本書の後半は猪瀬氏の仕事内容以上に、前石原都知事の話が多かったため、 猪瀬氏への関心が強くて本書を手に取る方には少し残念かもしれない。2013/01/01
火ぐま
0
東京の副知事になってみたら、と話題が結構かぶってますね。2012/12/11