勝てないアメリカ - 「対テロ戦争」の日常

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勝てないアメリカ - 「対テロ戦争」の日常

  • 著者名:大治朋子
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 岩波書店(2012/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784004313847

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

56
2012年、オバマ再選直前の書。アフガニスタンとの戦いがアメリカにとって最長となった段階で、その非対称戦争におけるアメリカの困難を様々な角度から見せる。著者はジャーナリストで、なんとアフガニスタン現地取材中に「10ドル爆弾」の別名を持つIEDの攻撃を実際に体験している。最新鋭の装甲車だったため命には別状なかったようだが、外相性能損傷(TBI)に対する深い関心を持つようになったとのこと。最後は実は戦争好きなオバマの後トランプを経て、バイデンによりベトナム戦終末のデジャヴのようなタリバン復活を予言する内容だ。2023/04/02

mitei

50
兵士は長期間過酷な作業をさせられてIEDのショックやPTSDになり帰ってから精神の異常をきたしたりとあまり表に見えない問題があるんだなとしった。結局アメリカは相手国を屈服させるために泥沼に自らはまりこんだんだなと思った。2012/11/14

かふ

22
圧倒的戦力差によって国対国の戦争がしにくくなったのと対称的に、AI無人機やハイテク装備の軍事大国対テロ組織の「非対称な戦争」が行われる。初戦こそ圧倒的勝利をおさめるものの長期化によって、占領地域を管理するのも傀儡政権を作ったとしても、反対勢力に支配権を奪われる。著者は毎日新聞の記者。イラクやアフガニスタンの対テロ戦争で米軍兵士が受ける小型爆弾によって、後遺症(TBI)が多くなっているという内容。以下、https://note.com/aoyadokari/n/n5eb4e791b5002021/12/10

1.3manen

14
TBIとは、外傷性脳損傷という(6頁)。クルマの事故でも発症するようだ。僕も昔の追突事故が気になるところ。先ほどの徴兵がアメリカ兵の場合、亡くならなくとも、関わることで病気にさせられているのだ。みすみす健康を失うために、何のために戦うのかと思う。16頁図のようにIEDというのもよくないな。蓋を開ければ兵士らは傷つき、世界の警察と自負するアメリカの意外な脆さを露呈していることがわかる本。ゲーム機のコントローラーがそのまま戦闘に使えるという(198頁)。これは日本人のゲーマーにも警鐘を鳴らす事例ではないか。2013/08/09

スカイバニラ

11
長く続く対テロ戦争で、世界最強であるはずの米軍がなぜ未だに勝利宣言できないのか。この戦争形態(COINや無人機等)と、そこに生じる負の側面について書かれた本。著者は毎日新聞のワシントン特派員だった人。米軍との従軍取材でアフガニスタンの米軍基地へ、そこでの日常についてや、MRAPに乗車しての移動中にIEDの攻撃をくらった時の体験等や、著者が米兵と行動を共にしているから目にする事が出来きた現場でのCOINの実態等について書かれています。2012/10/20

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