内容説明
「会社が倒産し、3カ月分の給料を払ってもらえない」「入社直前、一方的に採用内定を取り消された」「仕事の内容、労働条件が聞いていた話と違う」「業務中のケガが、自宅の階段で転んだことに」会社から、こんな理不尽な扱いをされた時、黙って泣き寝入りするしかないのだろうか?労働基準法をはじめとする労働法の知識を持っていれば、それを武器として会社と戦うことができる。本書は、会社で働く人、これから働く予定の人に向けて、実践に役立つ法知識を、図解をまじえて、やさしく解説。給料、労働時間、労災、解雇など、職場で起きる様々な問題を取り上げているので、イザというときに役立つこと間違いなし。
目次
第1章 知っておきたい労働者を取り巻く「ルール」(働くあなたを守ってくれる法律―労働基準法とは何か? 労働基準法はどのようにわたしたちを守ってくれるのか?―労働基準監督署 ほか)
第2章 やっぱり気になる給料と休暇の話(そもそも給料(賃金)とは?―賃金の定義
「手取り」が少なくなってしまうワケ―賃金支払いのルール ほか)
第3章 自己管理が大切!いろいろな働き方(1日・1週に働ける限度は何時間?―労働時間の上限 仮眠時間は労働時間になるか?―労働時間の範囲 ほか)
第4章 こんなときどうする?身を守るための法律知識(意にそわない配置転換、あなたはどうする?―企業内の人事異動 配転が制限される場合―「人事権の乱用」は無効 ほか)