内容説明
桂木清之進が濡れ衣を着せられることになった国村幻鉄殺害事件。清之進は、その真相を探るため再び仙台へ。一方、江戸の伊達家用人から、斬り捨て御免の木札を受けた板倉加十郎は、しだいに清之進は無実であるとの思いを抱き始める。清之進と加十郎、千波道場に並び立つ二人の遣い手は、真犯人に辿り着くことができるのか? シリーズ三部作完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sken
4
逃亡侍シリーズの最終作……です。シリーズ1作目を読んだときには、結構面白かったという記憶があるのですが、この3作目を読み終えた今では、なぜそう思ったのか疑問が生じております。元々剣の達人だった主人公が故郷で殺人の濡れ衣を着せられ、江戸に出て事件の真相を探るという物語なんですが、何故そもそも江戸で探す? 何故に戯作者に? とか、戯作者らしい部分が腰に下げた大福帳と、妙な町人言葉だったりとか、黒幕がめっちゃショボかったりとか、なんだかグダグダになってしまったという印象しか残りませんでした……っむぅぅ。2013/05/30
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