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内容説明
いま、アジアを舞台に新たな冷戦が始まろうとしている。
冷戦の次の主役は中国。
アメリカが世界唯一の超大国だった時代は終わりを告げたのである。
露骨な膨張政策をとる中国をいかに封じ込めりか?
2012年7月に露首相が国後島へ再上陸し、8月に韓国大統領が竹島に不法上陸、同月香港の活動家は尖閣諸島に強行上陸した―これら一連の出来事の背後にある大きな構図に目を向けよ。
「人権・民主化」という大義の旗を明確に掲げよ。
大中華圏なるものは、22世紀になっても現出しないのである。
目次
第1章 米中新冷戦時代の幕開け(新たな冷戦が始まった 二〇一〇年を忘れるな ほか)
第2章 中国の意識はいまだに「宗主国」(宗主国と属国の関係 北朝鮮問題は「中国共産党」の問題である ほか)
第3章 日本「奪取」をはかる中国の対日戦略(着々と進行する日本国の「奪取」 日本国債の大量売買 ほか)
第4章 間違いだらけの中国観(中国共産党を救い続けた日本 対中外交の異常な配慮 ほか)
第5章 日中冷戦をどう生き抜くか―大義の旗を掲げよ(「偽装」と「欺瞞」の高速鉄道事故 封じられた批判の声 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
5
日本人同士であれば,譲歩も意味がある.しかし,それが意味を有さないどころか,不利益を被る相手というのも存在する.相手もわかってくれるはず,という期待を元にして行動することはやめて,主張するべきことはしっかりと主張することが大切になる.2013/01/02
Mitz
4
いつも同じことの繰り返し。2年前の漁船衝突事件の時も今回も。平時に冷静に考え議論していないから、一時何か起こると火がついたように騒ぎ、安易で単純な二元論に陥ることになる。今回も驚愕した。中国での暴動でなく、私たち日本人の無知・無関心ぶりに。この本はやや偏りがちで、首肯できない部分もあるが、「危機感を持て」という主張には大いに賛同できる。2012/09/22
夢仙人
2
流石に中西先生の指摘は硬派である。中国に対してはこうした姿勢が必要であろう。2012/11/26
epitaph3
2
過去にイタリアに行ったことがある。日本になんかあったら、イタリアか北欧にでも逃げようかなんて思ったこともある。それだけ今の日本は危うい。自分たちの住処が無くなる前に、まだ間に合ううちに、好き放題やられることなく、言うことは言う日本になるべきだ。中国のおそろしい逞しさを垣間見た感じになり、のほほんとはいられない思いを抱かせてくれる本なり。2012/10/25
乱読家 護る会支持!
2
日本の文明は中国から来たという中国文明への幻想、南京大虐殺などの自虐史観による呪縛、日中は経済的に依存関係にあるから政治的にも大丈夫という思い込み、、、、などなど、誤った中国の認識を打ち砕く本。日本人の道徳観で中国を見てしまうことにも警鐘をならす。★★★★★2012/10/20
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