実験ミクロ経済学

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実験ミクロ経済学

  • ISBN:9784492314289

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内容説明

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ミクロ経済学の基礎的な概念を実験を通じて学べるように配慮したはじめての教科書。実際に実験に参加してもらうことで、経済学への興味を引き出す。実験に不慣れな先生のための資料も充実。

【主な内容】
第1章 経済学の原理
第2章 企業行動
第3章 市場均衡
第4章 市場構造1
第5章 市場構造2
第6章 消費者行動
第7章 不確実性
第8章 異時点間の選択
第9章 情報の経済学1(逆選抜とモラルハザード)
第10章 情報の経済学2(シグナリングとスクリーニング)
第11章 オークション
第12章 ファイナンス1
第13章 ファイナンス2
第14章 外部性
第15章 公共財と共有地の悲劇

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kusano

2
ざっと読んだ.標準的なミクロ経済学の各トピックに必ず実験の節がついているのは魅力的.ただし企業行動などについての実験はあまり面白いものとは思えず.別の本で一度理論面をフォローしておいてから本書を読むと刺激になることは間違いない.実験マクロも夏に刊行予定とのことで期待.2013/03/12

逍遥遊

0
各章が短くて読みやすい。ケーススタディもあり、学生の頃にこのような本に出会っていたらもっと違った自分になっていたかも? 実験の内容はともかく、切り口としてはとても良いテキストだと思う。大学のゼミで活用してほしいですね。2014/10/18

Y.T.

0
実験経済学については行動経済学会で少し聞いた程度なので、この本によってその知識の幅が少し広がったように思う。理論部分の説明でもベルトラン・パラドクスや賦存効果等知らない単語も多数出てきたので勉強になった。情報カスケードの部分は紙と鉛筆をもって計算しないと理解できないと思ったので家に帰ったら計算しよ。。。たしか、実験マクロ経済学もそろそろ刊行されるはずなので楽しみにしときます。2014/02/09

アノマリー

0
☆ミクロの復習と卒論のネタ探しを兼ねて読了。実験による直感的な理解から、とっつきづらい経済学的な思考を学べるように工夫されている。てか、この本で学べていれば1年のときに経済学の単位をボロボロ落とすことはなかっただろうなと羨む。かなりいい本です。2013/08/01

児島 大

0
本書は、大きく15の章に分かれており、さらに各章は、「基礎概念」「実験」「発展」という3つの節で構成されています。 まず「基礎概念」には、各章におけるミクロ経済学の諸概念が、続く「実験」には、それらの基礎概念を理解するための具体的なモデルを使った実験方法とその結果が書かれてあります。 例えば、市場のなかで、あるモノの価格がどのように適正価格へと形成されていくのかを、特定の条件を変えながら、グループで模擬トレードをおこない、その過程を観察していくといったような実験です。 最後の「発展」では、それらの、より専2013/01/16

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