海月姫外伝 ＢＡＲＡＫＵＲＡ～薔薇のある暮らし～

著者名：東村アキコ【著】

講談社（2014/08発売）

• ISBN：9784063377613

内容説明

この物語は、齢五十にして韓流スターにハマってしまった主婦達が、日本のお隣・韓国で、韓ドラロケスポットを巡りながら、更年期障害を物ともせず、アクティブにソウル旅行を楽しんでいる姿を余すところなく漫画化した愛と感動の記録である──。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[エンブレムＴ]

うぐっっ。な、何この破壊力ｗｗｗ『海月姫』に登場する脇役・千絵子さんの『韓流にハマッた母』が主役という、「対象読者層はどのあたりなんだ？」ってな１冊なのですが、爆笑しました～～～！女同士の旅行アルアル物語であり、買い物アルアル物語でもあり、テンションＭＡＸ物語です。韓流ブームは、おばちゃんが抱える日常生活の隙間に出来る寂しさを埋めるべく登場したんだね！？ってな間違ってるかもしれない場所に着地しちゃった私。実家の母のことも、もう冷たい目で眺めたりはしません（笑）あらぬ方向に暴走していくＬＯＶＥがリアルです。

2012/12/27

[及川まゆみ]

面白い。娘も社会人になり、お父さんの誕生日も忘れて飲み会に行き、母親はご飯を作ってくれるだけの存在くらいにしか思っていなくて、毎日自転車でイオンに買い物に行くだけの日々だったカズ子ちゃんが、イオンの掲示板で「板橋ｶﾙﾁｬｰｾﾝﾀｰ」の絵手紙講座を知り、そこで出会った二人と韓流にハマる…このｴﾋﾟｿｰﾄﾞなんて秀逸です。ｱﾏｿﾞﾝでこの本を叩いている人は一体何を読んだのか不思議です。東村は韓流にハマれとは言っていない。おばちゃん達が韓流に踊らされているのを描いているだけなんだが。おまけ漫画だって普通ですよ。

2012/09/27

[ビスケ]

この時期によく出したなーという印象だけど、おばさま三人のパワーが爆発していてすごく面白い。千恵子ママは、やっぱり調整役なんだ。おばさまギャグのやり取りとか、スーツケースにつけているスカーフとか、東村アキコの観察眼は相変わらず素晴らしいと思う。何かにハマッて、それを一緒に楽しめる仲間がいるって、すごく楽しそうだ。

2012/09/21

[のりすけ]

韓国映画は怒涛の勢いで観ていますが、韓国ドラマは全く興味がございません。映画で観る限りではオサレと言われてる明洞も、ごちゃごちゃしてるだけの場所だったけどなぁ…。それはともかくマダムの珍道中は面白かった。うん、こういう観光客（BBA)、おる！韓国に限らずどこにでも。

2017/08/20

[ぱんちゃん]

［レンタル］ちえこさんのお母さんたちの韓国ドハマリ組が韓国旅行して色々な名所と買い物とイケメンウォッチをする漫画。物凄く韓国行きたくなりました。

2016/01/05