角川書店単行本<br> 巨額年金消失。AIJ事件の深き闇

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角川書店単行本
巨額年金消失。AIJ事件の深き闇

  • 著者名:九条清隆
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041102794

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内容説明

2000億円もの年金が消失したAIJ事件。浅川社長は証人喚問で「騙すつもりはなかった」と主張した。果たしてそれは本当なのか? 金融エリートとしてキャリアを重ねてきた著者にも見抜けなかった事件の闇に迫る! 事実は小説よりも奇なり。そんじょそこらの企業小説やミステリーでは味わえないリアルなスリル。金融業界の赤裸々な現実が描かれた衝撃の手記。

目次

第1章 発覚(突然の招集 業務停止命令 ほか)
第2章 野村のDNA(浅川の「病院伝説」 野村證券の洗礼 ほか)
第3章 浅川という怪物(ゆるい営業会議 「企画部長」の仕事 ほか)
第4章 年金基金というカモ(年金基金の悲鳴 ケイマン諸島 ほか)
第5章 終幕へ(押し寄せるマスコミ 帳票集計から見えたこと ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

シュラフ

20
"事実は小説なりも奇なり"とも言うべきか。経済書籍の範疇だが、ひとりのサラリーマンの告白物語とも読めるので一般の読メのみなさまにもおすすめ。AIJ事件とは AIJ投資顧問が年金基金の資産2000億円をほぼ消滅させてしまった経済事件。この本はそのAIJ投資顧問の企画部長の独白録。事件の背景としては年金基金の存在自体の問題もあるのだが、どうしてかくも怪しげなファンドにみんながひっかかってしまったのか、ということだろう。浅川なる危ういカリスマ人物、義理人情浪花節で意思決定される厚生年金基金、など考えさせられる。2015/04/05

Gamemaker_K

3
この本の印税を全て被害者救済に回す、なんてことしてくれたらこの人はすごいと思うのだがいろんな面で中途半端な本。2013/01/05

aun

1
ほのぼのした内実が描かれていた。具体的にどのような運用が行われていたかに関する記述はほとんどない。2019/09/08

ぽり

1
浅川もクズだけど、 この著者もクズ 「何故気づけなかったのか」とか書いてる割に、 自分は悪くない と言いたげな文章。 他人の金預かって運用してるって意識が低すぎ。2013/11/21

めろりん

1
スーパーブロガー山口利昭先生のお薦めなので読んでみましたが…読後感は微妙です。著者は冒頭で自省を述べておられますし、事件の渦中に書かれたものであることも踏まえて、冷静に読める方にのみお薦めします。驕ったり怠惰にならず、基本に立ち返り、自己を律することが必要なのだと、これだけの事件を起こさないと気付かない。驕慢で独善的なカリスマ的経営者、追随する思考停止の社員。AIJが特別変わった会社ではなさそうです。それが、一番怖い。第二のオリンパスやAIJを作らないために必要なことは何か、を考えさせられます。2013/05/27

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