文春文庫<br> 愛しいひと

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文春文庫
愛しいひと

  • 著者名:明野照葉
  • 価格 ¥607(本体¥552)
  • 文藝春秋(2012/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167675059
  • NDC分類:913.6

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内容説明

ある日突然、一流企業に勤める夫が50歳を目前に失踪した。事故か? 女性関係か? 妻の睦子は自分に落ち度があったのかと戸惑い、懊悩し、それでも仕事を探して働きに出る。だがそこで直面したのは社会の厳しさだった。一方、夫の瞭平はホームレスとなっていた――。切れてしまった緊張の糸は、もう一度結ぶことができるのか? 壊れた家族は再びまとまることができるのか? 夫の失踪をきっかけに、夫婦それぞれの人生を見つめなおす再生の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かもめ

18
リアルなストーリー。男性は簡単に家出してしまうのか、というのが最初の感想。そしてなぜ帰れる家があるのに、あえて過酷なホームレス生活を選ぶのか。家庭と社会から逃げなければならない理由が解らなかった。再構築できそうラストで安心した。2019/01/06

RED FOX

16
なんの前触れもなく、エリート夫が蒸発。専業主婦の苦悩と戦いが始まる…って困るよなあ、誰だって>_<面白かった。 2017/11/24

miwapicco

9
2度目らしいが全然覚えてなかった!あとがき通り、テイスト違う。あまりイラッとしない文章、、(*´`)良かった良かった。2017/09/07

Kento Isikumada

8
一流企業で働く50歳近い旦那が失踪した。何があったのか。数十年暮らしたはずなのに相手のことを何も知らないことに愕然とする。離れたことで家族のことを想い愛しくなる。2014/09/11

プレイン

7
仕事人間の夫と家事に追われる専業主婦と自分勝手な息子。日本中どこにでもありそうな家族たち。日常生活で一言の感謝の言葉さえなく身勝手な夫と息子、全てが嫌になりストレスを溜め込む妻。明日は我が身かもね…ラストが盛り上がらなかったかな… こういう家族が描かれる小説多い、前にも読んだ気がする。2015/05/21

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