ハーレクイン 奇跡のロマンス

著者名：ルーシー・ゴードン【著者名】/小川孝江【翻訳者名】

ハーレクイン（2012/09発売）

• ISBN：9784596934666

内容説明

ジャスティンは富も地位も権力も手に入れ、人生の絶頂期にいた。だがなぜか心だけは満たされず、妙な違和感をぬぐえないのだ。サラは今ごろ、どこでどうしているだろうか？2年前、ジャスティンは恋人のサラを冷酷に傷つけたうえ、彼の子供を身ごもったと知るや追い払ったのだった。そんなある日、ジャスティンが乗っていた車が事故を起こす。彼は一命を取りとめたが、大切なサラとの記憶をなくしていた。まるで別人に生まれ変わったように変貌したジャスティンは、運命に導かれるまま、サラが暮らす村ヘイブンへと旅立った。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Michelle]

Kindle Unlimited 非情なビジネスの世界に生きるジャスティンと田舎から出てきた素朴で暖かい心の持ち主のサラ。思いがけなく妊娠したものの生き方の違いから別れを決意する。ある日、ジャスティンは交通事故でサラと出会った日からの一切の記憶をなくす。仕事を離れしばらく休養のためあちこち旅行するが、「ヘイブン」という町の名前に反応。どうしても行ってみたい気持ちがおさえられなくなる。話は悪くないのにちょっと退屈に感じられた。

2023/03/05

[ぽこ]

ヒロインが一途でかわいかった。ヒーローの言葉に傷つき、身重のまま彼の前から去るのだけれども、恨まずに前向きに生きているところが素敵。こんなに愛情深い女性を切り捨てようとするヒーローは、本当に愚か者だと思う。

2015/07/04

[キッチンタイマー]

生き馬の目を抜くようなビジネス社会でM&Aを続けて増大していった若き社長とおとぎの国のような田舎町で育ったヒロイン。おとぎ話だけど、ヒロインサラの性格の良さや、田舎町ののんきさは非常に心地いい。

2014/08/16

[きき]

再読。記憶がなくても絆があるから再び出会い家族になれたのかなぁとか思いながら読める中々良いお話です。ラストシーンも映画みたいで素敵なんだけど、ロマンス小説にはイチャイチャ分かり易いエピローグが欲しいと最近思ってしまう

[oneoeight]

心優しきヒロインと、私情に流されない合理的思考なクールヒーローとのお話。心無い言葉に傷つき去っていったヒロイン(--,)　成功は収めても満たされない日々を送るヒーロー（イヒッ）そんな虚しい日々の全てがリセットできるのがロマンスドリーム。ヒロインとの記憶は失くしたけど、人間らしい心を取り戻してヒロインの前に現れたのだ(￣m￣*）キュンときたりお約束のイヤミなライバルの妨害あったりで最後までハラハラできてオモシロかった。　どうした！？弟度☆５、また読みたい度７０％

2012/09/05