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内容説明
いま団塊の世代が、大量に高齢者の仲間入りをさせられている。
定年後も成功した人の美談が持ち上げられる一方で、「冗談じゃないよ。
人生そんなに甘くないよ」と文句を言いたくなる人も多いのが現実。
本書は『気くばりのすすめ』で一世を風靡した元NHKの人気アナウンサーが、「老人は浪人である」「せかせかするな、人生はまだある」「社会悪を怒れ」「無精ひげは老化促進剤」「遺言を結い言に」など、人生の有終の美を飾るための心構えを当意即妙に語る。
人生諦めは禁物である。
定年を諦念としない秘訣とは何か。
目次
第1章 どうすれば安心して暮らせるので章(「一日は長く一年は短し」―太平洋を筏で漂流するような生活に 老人は浪人である―七十四歳までは自分の「食い扶持」を稼ごう ほか)
第2章 どうすれば丈夫で生きられるので章(言うまいぞ「あ、ドッコイショ」―無意識に発する老いの前触れ 老眼鏡をカッコよく使え―「見えさえすればいい」と思っていないか ほか)
第3章 どうすれば心豊かに生きられるので章(その場で「忘れたこと」をメモに取れ―永遠に脳から消えてしまう前に 髪が抜け落ちても、鼻毛耳毛は抜いておけ―神様が間違ったのだ ほか)
第4章 だんだん世の中が分かってきたで章(子供たちの姿にほほ笑みを―自分の周りの美点が急に見えるように 大自然の移ろいが見えてくる―「悠々自適」と「晴耕雨読」の共通点 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Woody
1
鈴木氏の本にしては面白みに欠け、有意義さを感じられず残念。12018/03/02
クロッチ
1
かなり本音を言っていると思われる著書。意識することの大事さを感じます。2017/11/22
Humbaba
1
年を取れば,昔と同じようには行かなくなる.そのことを最初に理解することが大切である.だからこそ,何に幸せを覚えるかも,昔とは変えていく必要がある.ずっと幸福でいるためには,幸福とは何かを考えなおすことが帯越になるだろう.2012/12/13
100分
1
さすが、鈴木さん、ダジャレ好きなんですねぇ。なかなか役に立ちます2012/10/18