考えずに、頭を使う

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考えずに、頭を使う

  • 著者名:桜庭和志
  • 価格 ¥799(本体¥727)
  • PHP研究所(2012/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569802374
  • NDC分類:788.2

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内容説明

「IQレスラー」―並みいる強豪外国人を、想像を超えるトリッキーな動きと技で倒してきた彼を人はこう称える。
頭の中ではどれほど深く考えているのか?
じつは根底にあるのは、シンプルで自然な願望だった。
「もっと強くなりたい」。
その目的達成のためにこそ彼は真剣に楽しさを追求し、おもしろい試合にこだわりつづける。
「余分な気合いやモチベーションはいらない」「言われたことはやらない」「勝てばいいというものではない」。
考え込むのではなく、頭の使いどころを身につける。
無用な常識など、こうして破れ。

目次

第1章 他人の道筋をなぞっても意味はない(ドロップアウトが必要だった 闘いに怒りはいらない)
第2章 常識を破る(言われたことをやるんじゃない 枠組みにとらわれるな 人間関係に公式ルールはない 体裁に気をとられるな 勝てばいいというものではない)
第3章 目的を単純化する(なぜいまも闘いつづけるのか 目的のために判断する)
第4章 意味のないことはやらない(体育会系の理不尽 自然に反応することの大切さ)
第5章 考えずに、頭を使う(相手のことは考えても意味がない 考えるだけでは何もできない 気持ちより、考えるより、頭を使え)
第6章 プロである以上(「強さ」と「勝つ」のあいだ 「強さ」と「魅せる」のあいだ 格闘技もサービス業)
第7章 自分に価値をつける(自分を商品ととらえる 名前を売る 好きなことを真剣に)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

17
“グレイシーハンター”、“IQレスラー”の異名を持ち、総合格闘技ブームの火付け役となったプロレスラー・桜庭和志。見るものをアッと言わせる 変幻自在な技や動きの数々は、どのように生み出されたのか?「いいプレッシャーなんて存在しない」、「モチベーションを上げる必要なんかない」、「プロの資格」など、頭の使い方を書いた本。2015/09/10

文章で飯を食う

3
考えずに、頭を使う。さて、どういうことだろうと思って、読みました。非常におもしろい。考えていると思って、何も進んでいないことがあります。著者は、目的を考えて、分解して、作業として行くことで、頭を使っています。おもしろかった。 目に見えないこと、伝えにくいことを伝えるのに、充分な文章力を感じました。2012/08/24

アルカリオン

2
高田道場を出た後、しばらくは一般ジムのマットエリアを借りて練習していたが、いつでも使えるわけではなく不便なので、会社を設立し自分のジムを開くことにした。そうした組織運営には関心もなく、向いてもいないと思っていたので、自分のジムを持つことになるとは思っていなかったのだが。はじめてみて、やはり経営的なことには関心がもてなかったので、信頼できるスタッフに任せて、経営面への関与は限定的にしている。2019/02/18

bittersweet symphony

1
文庫・新書でははじめての桜庭和志(1969-)名義本。試合時の飄々とした雰囲気そのままの文面(ライターの手は入っていると思いますけれど)、暴露本的な内容は皆無、内容的にはいかにも彼が書きそうな内容にはなっていますが、格闘技にどっぷり浸かっているタイプの読者にはちと消化不良かもしれません(どういう読者を想定しているのかには興味がありますね)。中学時代にやっていたバスケットボールのフェイントなどのトリッキーな動きがベースになっていると言うような話は非常に腑に落ちる部分。2012/08/21

丸坊主

1
自然体を貫くためのコツが書かれているのだと感じました。桜庭さんならではのものもあるでしょうが、参考にできる部分は多いと思います。2013/12/12

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