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内容説明
世界販売台数9500万台!元任天堂Wiiの若手企画開発メンバーによる、コンセプトの定義と作り方。ものづくり現場の人はもちろん、企画、起業、イベント、起業、NPO、就活等、何かを始める時に誰もが最初に考えること=コンセプトワークについて、手描きイラストと冒険物語形式でわかりやすく伝える。
目次
第1部 おりていく―コンセプトとは何か(霧の中から―コンセプトとものづくり 勇者の登場―コンセプトのコンセプト 冒険の仲間―ものづくりのステップ ほか)
第2部 のぼっていく―コンセプトをつくる具体的なプロセス(産声は泣き声―悪口から「すきになる」 いたずら者の知恵―ズラして「かわる」 星座を見つける―まとめて「わかる」 ほか)
第3部 すすんでいく―コンセプトをどう活用するか(願いを込めて―コンセプトから仕様へ そして勇者は―コンセプトの宿命)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
21
ゲーム機Wiiがどういうコンセプト作成のプロセスを経て生み出されたかも大変興味深かったのですが、一番響いたのはコンセプトのコンセプトの解説でした。自分自身に「良い変化」を起こすためには、何らかの方法で世界を変える必要があるとのこと。逆に考えると、良い変化が生じていなかったら、世界へ良くする度量が足りないということです。まずは与えよの精神ですな。2019/09/08
本木英朗
21
というわけで、このまま『コンセプトのつくりかた 「つくる」を考える方法』をもう一度読んできた。ちなみに3回目である。1冊目と2冊目を読み通して言えることが、どちらも「玉樹さん」という人がやってみたいことを最初にやってくれるだろう、ということである。それがすごく面白かったよ、うん。そしてほかの人々(俺やその他の人々)も、それぞれの読み方を通じて、「玉樹さん」という人とやっていることのなる。それが本当にすごいよね。いやー、満足だった。3冊目もすくに読みたいものだ。2019/09/05
コジターレ
10
Wii開発物語でもあり、コンセプトの大切さの解説でもある。コンセプトの重要性は、理念や原点に返る、段取り八分、目先の利益に囚われない、などの仕事の基本的スタンスに通じるところがあると思った。あと、コンセプトワークは、一人じゃなくチームで進めた方が成果が出そうだと再認識した。2017/08/10
しゅー
9
★★★成功したコンセプトを後付けでキレイに整理して説明するのは簡単だ。著者が携わったWiiの成功も、一般のビジネス書では「既存のゲームのイメージを全部裏返していった」とさらっと説明されてしまう。しかし、実際に一からコンセプトを立ち上げるのは並大抵のことではなかったはずだ。本書はWiiを例に「コンセプト=世界を良くする方法」の生み出し方を教えてくれる。一番、意外だったのは「生きるあなた」、すなわち幸せを追い求め、死にたくないと考える素直な自分をコンセプトの起点にするという考え方だった。長年、版を重ねる良書。2025/03/30
山のトンネル
9
★★コンセプトをビジョンの集合体5割、アイテムの集合体5割で表現するのが新鮮。第2章の「コンセプトのつくりかた」そのものよりも、第3章の「コンセプトの捉え方・運用の仕方」の方が、現時点の自分にはためになった。数字的な目標を問うだけでなく、コンセプトそのものを問うことを心がけたい。キーワード:戦略、自己一致ゴール、コンセプトゴール、具体と抽象、試行回数、修正、ストーリー2021/01/21
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