内容説明
モデルのバトルを描く新しいガールズ青春小説、第二弾!
パリコレを目指す亜希は、単身、彼の地へ飛んだ。しかし、契約予定だったエージェント(所属事務所)はすでに倒産していた。気を取り直し、亜希は会話もままならないまま、様々なメゾンのオーディションを受け続けるが、門前払いが続いてしまう。一方、唯は、ある出来事を機に長期間、モデルの仕事から距離を置いていた。そんな折、彼女を一方的に慕うモデルの卵・藍が、頻繁に唯のマンションを訪ねてくるようになるが、彼女には、ある目的があった--。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海小鳥
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唯に何があったんだろうって、最初から心配していたけど、後半でケガを負ったことがわかって納得した。モデルであることがアイデンティティーな唯は、心がくじけちゃうかも。次巻ではどうか歯を食いしばって頑張って欲しいです。亜紀も負けるな。ぶれるな。2013/04/20
瀬田かおる
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亜紀の優しさにも程がある。自分のチャンスを蹴ってまで人のために尽くし挙げ句は裏切られるなんて。2012/10/20
Yunemo
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幸田真音の「ランウェイ」に触発されて読む。1,2を通じて視点の違いはあるが、こういうものか、あるいはこの業界を知らない自分としてみればこんなものか、という感じ。経済面からか、単なるサクセスストーリーとしての面からかで感じ方は違ってくるね。人間同士の確執を追わないのも、特定読者層を意識しているのだろうね。それはそれで面白感は出ている。どの年代層でも、こういう感覚は大事にしたい。 こういう感覚はひとつの憧れ。2012/08/26