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内容説明
過疎の町、金松町は火山の噴火一発で温泉街へと生まれ変わる。この劇的な変化を受け入れられないクールな富山と、変化にノリノリな桜島の二人の高校生。この二人の友情は町の変化に伴いどう変化するのかの物語です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
林 一歩
24
これは北野武の「キッズリターン」だな。 青臭いのが青春なんだよ、若者たち。 格好悪いのが青春なんだよ、若者たち。2013/09/22
かに
22
さびれた街、金松町の火山が噴火して、温泉が湧き出て家が水浸しになって散々だけども、その温泉で街が活性化していく話。ではなくて、そこに住む高校生の富山と桜島が、「でっかいことしてー」と奮闘する話。この前鹿児島の火山が噴火した時のニュースでも思ったけど、噴火と火山灰と共生してる姿がなんともたくましい。話ごとのタイトルがおもしろい。「生温かく見守ってあげよーよ」「撮るときジャンプなー」高校のころのあのなんとも言えない気持ちに戻りたくさせてくれる漫画。意味なんかないけど、バカみたいなでかいことしたいんだよなぁ。2013/08/29
ブレーメン
15
青春は、爆発だ!!!! あおいはるって、良いよね。濃くて充実してる!大人になってから読むと、特に身に染み入るものがあると思う。2013/12/31
にゃんきち
10
すごく好き。憧れとか切なさとか痛さとか青春が詰まってる。あと、もう戻ってこないものへの憧憬や執着みたいなノスタルジックなテーマも好きですね。フンカ祭直後の桜島の吹っ切れたかんじとか、最終話のでもなにも変わらなかったあの時だけだったって思う気持ちとか、その後のラストもとにかくすーてーきー。なんかタイトルで損してる気がするこのまんが。2013/01/26
本 読むぞう
9
熱い、あふれるほど多すぎる感情をどうしようもなくて、結局すかしたポーズでかっこつけて、見て無いことにする、そういう特濃青春ぎっちりって感じで、心が熱く、ちょっぴりさみしい気持ちになれるよい本でした、 青春とは、論理的思考が未熟な若者がもてあました妄想なのだな、と思ったり、そうでなかったり、2014/04/17