祥伝社新書<br> なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか

個数:1
紙書籍版価格
¥858
  • 電子書籍
  • Reader

祥伝社新書
なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか

  • ISBN:9784396112875

ファイル: /

内容説明

アメリカに強要された日米戦争の真実!ペリーが種を蒔き、ルーズベルトが育て、マッカーサーが収穫したおぞましき対日戦略とは。あの戦争の加害者は、本当に日本だったのだろうか。そして、米英蘭の3ヵ国と、その植民地支配を被っていたアジア地域が、被害者だったといえるのだろうか。日米両国の記録を用いて、開戦にいたるまでの出来事を時系列的に対比。公平な検証により、どちらが仕掛けた戦争だったかを明らかにした衝撃のベストセラー、待望の電子化!

目次

第1部 アメリカに強要された日米戦争の真実(ルーズベルトが敷いた開戦へのレール 米政府が秘匿した真珠湾の真実 日本人が知らない日本の歴史的功績 この教訓から何を学ぶか)
第2部 ペリー襲来から真珠湾への道(一〇〇年にわたるアメリカの野望 ペリーが開けた「パンドラの箱」)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

とくけんちょ

46
三島由紀夫と交流の合った外国人記者の回想と激励。日本が大東亜戦争によって、アジアにもたらしたものは侵略や虐殺なのか。全くないとは言わないが、それだけじゃないだろう。日本人よ、誇りを取り戻そうという内容。三島の占める割合、多し。慰安婦問題、南京大虐殺ときて、思い出にあるアジアのリーダーたちを語る。やや日本贔屓で文章がうまくないところもある。2021/06/07

James Hayashi

31
YouTubeで著者を拝見し、博識であり頷く事が多々あったので再読。 独ソ戦が始まり、ソ連は背後(極東)から日本に攻撃されることを非常に恐れていた。それ故ソ連のスパイであるハリー・ホワイト財務次官にハルノートを書かせ、日本に攻撃させる様仕向けた。アメリカの差別主義。日本人のみを隔離し(米国内で強制収容)、焼夷弾で多くの市井の民を殺し、原爆を落とし、尚且つ東京裁判は茶番であり復讐劇であった。仕組まれた戦争。手を出してしまった日本。残念でならない。2020/04/30

James Hayashi

25
加瀬氏が、ルーズベルト大統領がいかに米国民を欺いて対日戦争を仕掛けた事、ストークス氏はペリー提督からマッカーサー元帥まで対日関係を綴る2部構成。注意を引いたのは、フーバーがトルーマン大統領の顧問的立場になり、敗戦後の日本に朝鮮と中国の領有を認められていたら、朝鮮戦争は起こらず、中国の共産化もなかったという見解。ルーズベルトは彼方此方で日本の宣戦布告を知りながら、キンメル太平洋艦隊司令官とショート陸軍司令官だけには知らせていなかった。味方をも惑わす戦術か、その後2人を罷免降格。続く→2018/11/09

slider129

16
二部構成になっている本書だが、その第二部には刮目させられた。自虐史観が大勢を占める現在の日本で英国人記者がここまで日本側に立った内容を著したことに驚く。本書に書かれている通り、帝国陸軍のずさんさで有名なインパール作戦が結果として大戦後のインド独立のきっかけとなり、その後の有色人種国家の相次ぐ独立を思うと、先の大戦を肯定は出来ないが日本が歩んできた歴史そのものは日本人として否定すべきではないのではと考えさせられた。 米の核の傘に守られた今の日本にとって、本当の独立した国家とは何なのかを考えさせられる本。2014/03/31

モモのすけ

12
米国は、英国を救うため欧州戦争に参入したかった。そのため日本がやむをえず米国を戦争をしかけるように仕向けた。「日本本土を奇襲爆撃する『JB-355』作戦は(中略)実施されなかった。だが、真珠湾攻撃の約五ヵ月前にルーズベルト大統領が、アメリカ陸海軍に対して日本本土攻撃計画を承認していたという事実には、変わりがない。これは、アメリカ国民を欺き、日本を騙し討ちにするものだった」「今日でも、日本では“東京裁判史観”を信じている者が少なくないが、東京裁判自体が悪質な国際法違反だった」2012/10/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5280783
  • ご注意事項

最近チェックした商品