ハーレクイン 大富豪とうぶな義妹

著者名：モーリーン・チャイルド【著】/小長光弘美【訳】

ハーレクイン（2019/09発売）

• ISBN：9784596518699

内容説明

隠してきた愛がこぼれてしまう……。かつて義兄だった、あなたへの愛が。

実業家アダムのオフィスにある日、6カ月の赤ん坊を連れた女が現れた。彼の亡き弟の子だとの鑑定書を見せ、5万ドルで買ってほしいという。不届きな女を追い返してやろうと、アダムは金を払い、甥を引き取った。そうなると至急子守りが必要だ――思いつくのはただ一人、弟の不義が原因で2年前に離婚した、かつての義妹シエナ。一方、突然目の前に現れたアダムの要求に、シエナはとまどった。縁を切った元夫の子とはいえ、不憫な赤ちゃんを助けてあげたいけれど、義理の兄だったアダムの大邸宅で一緒に暮らすなんて。彼がそばにいるだけで、体が熱くなる自分がシエナは怖かった。ずっと心の奥底に隠してきた彼への想いを、知られてしまいそうで……。

■HQディザイアを代表する大ベテラン作家、M・チャイルドが描く、かつて義兄と義妹だった二人の再会ロマンス。人を思いどおりに動かすことに慣れきった“宇宙の支配者”のような大富豪に、シエナは反発しますが、彼女のぼろ家を彼はこっそり直してくれて……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[akiyuki_1717]

題名がストーリーと全く合ってない。うぶな義妹ってあるから、元妻とかの妹かと思ったら、亡くなった実弟の元妻で、結婚していたときからヒーローに惹かれてたって自覚してたのに、うぶはおかし過ぎる。人間的に欲も無く、自立心が旺盛な点は美点だけど。弟が亡くなってから赤ん坊を売りに来た女性から甥を引き取って面倒を見てもらうのに、２年も会っていない弟の元妻を呼ぶのも頓珍漢な話だし、自立心旺盛なのに、赤ん坊の面倒を見る代わりに写真スタジオを購入してもらう条件をのむヒロインも？？？だった。ヒーロー母も意味不明で?で終わった。

2020/04/05