ミッシングリンク デジタル大国ニッポン再生

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ミッシングリンク デジタル大国ニッポン再生

  • 著者名:谷脇康彦【著】
  • 価格 ¥1,408(本体¥1,280)
  • 東洋経済新報社(2013/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492502389

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内容説明

霞ヶ関からの緊急提言!
電機・情報通信産業の5つの環が切れている! つなげば日本は浮上できる!!
5つの失われたピース(ミッシングリンク)を埋めることでパズルは完成し、デジタルエコシステムが機能しはじめ、好循環の上昇スパイラルが生まれる。
日本の電機・情報通信産業はデジタルエコシステムにうまく対応できていない。結ばれるべき環が欠けていてデジタルエコシステムが築けていないのだ。つまり、ミッシングリンク(失われた環)が存在している。
ミッシングリンクとは、生物の進化に関する議論に登場する用語だ。ある種が進化する過程で、進化の途中段階を証明する化石が発掘されない場合、それをミッシングリンクと呼ぶ。時間の流れに合わせたパズルの中で、真ん中のピースが埋まらない状態であり、ここを埋めることでパズルは完成する。
日本の電機・通信情報産業におけるミッシングリンクが5つある。
1:「機器」と「サービス」をつなぐ環 / 2:「供給者」と「利用者」をつなぐ環 / 3:「情報通信産業」と「他産業」をつなぐ環 / 4:「国内」と「海外」をつなぐ環 / 5:「官」と「民」をつなぐ環 5つの失われたピース(ミッシングリンク)を埋めることでパズルは完成し、デジタルエコシステムが機能しはじめ、好循環の上昇スパイラルが生まれる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とびほびこび

8
デジタル大国ニッポンの問題と解決に向け5つのミッシングリンクというカテゴリで紹介。ダムパイプ型からクラウド型への移行やゲーミフィケーションによる楽しさ要素の活用等、従来型のモノ作りにプラスしてサービス作りを一体化させる事が要求されるという点は納得。理想はそうだが、昔も今も変わらず利権が絡むと前へ向いて進まない体質や各機関連携の温度差こそが変革を阻害する最大の要因であり解決すべき課題かと。AppleやGoogleによる囲い込みが完成されつつある中で垣根を越え、官民一体となり立ち向かう事が重要だと感じた。2013/05/07

Kentaro

2
ダイジェスト版からの要約 スマートフォンの例でいえば、ハード、ソフト、利用者が自由につながり形成されるコミュニティ、通信サービスを提供する通信会社、クラウドサービス事業者。多種多様なプレーヤーが手を結んで、1つの価値を創造している。つまり、単体の「モノ作り」という世界ではなく、複数の異なるプレーヤーが協調と競争の中で市場を作る生態系、デジタルエコシステムという世界に変わった。大量の情報を集約・解析し、その結果を踏まえた新たなサービスを生み出すことができるようになった。情報を握る企業が市場の覇者となる。2018/06/20

としお

0
大学で情報通信関係のゼミに所属しており、その教材になっていた本。私は情報通信業について以前は全くの無知であったが最近は少し分かるようになってきた。本書は5つのミッシングリンクをつなぐことで日本の情報通信産業は発展することができるのではないだろうかという考えを述べている。プラットフォームを構築したグーグルやアップルの存在は非常に大きく、本当に日本はスマートフォンの普及で豊かになったのか考えさせられます。2013/12/10

noritsugu

0
考えるきっかけにはなりそうだが、「ミッシングリンク」という語を使って本を書きたかっただけではないかと疑ってしまう。2012/09/28

Masahito Zembutsu

0
タイトルからはイメージしにくいのですが、中身は「クラウド・コンピューティング」がもたらす「オープンイノベーション」「エコシステム」がキーワード。 本書の副題は「日本の情報通信産業は再生できるか」。著者たる郵政省の現役官僚の視点から、ミッシングリンクとは、具体的に「機器とサービス」「利用者と供給者」「情報通信産業と他産業」「国内市場と海外市場」「官と民」という5つの点において、繋がっていないと指摘。このミッシングリンクの解消こそが、再生につながるという。 特段新しいことは無いけれど、コンパクトにまとまっ2012/07/22

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