ぼくのプールサイド

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ぼくのプールサイド

  • 著者名:今井恭子/小松良佳
  • 価格 ¥1,257(本体¥1,143)
  • 学研(2012/08発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784052036033

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内容説明

5年生の健は水が苦手で、プールの時間も見学ばかり。実は幼い頃、家族での旅行中、舟から落ちる事故に遭ったのだ。水への恐怖はそれがきっかけだったが、それだけではすまなかった。忘れかけていた記憶が少しずつ健によみがえってくる……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

杏子

6
西日本読書感想画指定図書小学校高学年向け。5年生の健が水が苦手な理由… 忘れていた記憶がよみがえってくることによって、新たな悩みが顔を出す。他人を知らずに傷つけたり、物を壊したりなくしたり… 人は後悔とともに生きているようなものだ。人の痛みや悲しみを想像する力、思いやる心。それは本を読むことやいろんな経験で培っていくもの。そういうことを教訓的にではなく、ストーリーの中で自然にわからせてくれている…ただこれを絵で表現するとなると…?2013/06/23

HNYYS

5
図書館本。姉弟関係、親子関係など複雑ながらも少しずつ前向きに捉えた希望の道筋が見えたお話で良かったです。2020/07/28

すずえり

3
知らない間に誰かを傷つけていたら……。そのことを後になって気付いてしまったら。 やってしまったことは取り返しがきかないけど、そのことにどう向き合うのか。 自分ではない人がもしもその状態になったとき、その人がどんなに苦しかったかを思いやれるか、どう寄り添ってあげることができるか。そんなことを考えさせられる物語。小5の少年が4歳の時に海に落ちたことが原因で、父の足は少し不自由になってしまった。そのことをずっと忘れていた少年。そのことをずっと口に出さないまでも責める気持ちだった姉。少年の成長物語ともいえる。2013/05/06

kiki

2
子どもが読書感想文ように借りてきてた本。不覚にも涙が…。主人公はなぜ水に入れなかったのか。主人公だけじゃなく家族それぞれにも葛藤があり、どの人にも感情移入できた。子どもがどんな感想文を書くのか楽しみ。2015/07/20

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