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内容説明
「これは“ほんとうの自分”じゃない!」「いまの会社はなんとなく合わない」―同じ仕事を五年も続ければ一度は迷う。
やりがいを求め、「好きなこと」を仕事にしたいと望むのは自然なこと。
でも、好き嫌いはやめる理由になるだろうか?
自分に自信がもてず、不安でたまらなかった幼いころ。
「走ること」との出会いは偶然だった。
「これだったらできるかも」が「これだ!」と言える武器になるまで、平凡なランナーはあきらめなかった…。
頑張る意味が見出しにくい世の中で、「頑張るしかない」と思える強さの源とは何か?
―二大会連続メダリストの思考法。
目次
第1章 好き嫌いはやめる理由にならない(「好きだから」は最強の理由にならない 究めもしないで好き嫌いなんて判断できない ほか)
第2章 「これしかない」と思える強さ(自信がなかった自分を変えてくれた学校外での経験 「頑張れること」が自分の武器 ほか)
第3章 勝つことへのこだわりをもつ(勝つために変えなければならなかったこと 妬みや嫉妬を自分の力に ほか)
第4章 「頑張るしかない」と思える力(クリアできそうな目標を一つひとつ積み重ねる いちばん怖いのは、あきらめること ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シャボン玉
20
自分でわかる程度の「頑張っている」なら、頑張っているうちには入らないような気がします。脇目もふらずにやっていたら、そんなことを意識する余裕はないはずなのです。…などなど、数々の名言を読んでいてけっこう苦しくなってきた。努力家なのですね(°°;)2016/06/24
HIROKO
9
有森さんの人生論が描かれています。頑張る意味が見出しにくい世の中で、「頑張るしかない」と思える強さの源とは何か?「わたしは好きだから走っていたわけではありません」という一文から始まり最後まで引きこまれました。「頑張れる」ことも一つの特技なのだということを学び、あたり前ではないことに肩の荷がおりた気がします。彼女の何事にも真剣に取り組む真摯な姿勢が強く伝わりました。2014/06/08
yuki-yuki
4
続けたいけれど、好きではないことがあります。 それでいいんだ。 なんだかホッとしました。2020/01/08
まめお~
4
有森さんの狙いとしては、自分がマラソンをやめなかった理由が、何かをやめようとしている人達の役に立てば・・ということなのかと思うが(「はじめに」にあるように)・・どうだろう?単なる自叙伝かしらと・・。マラソン好きの私としては、有森さんがエリート的な選手ではなく陸上競技を続けることにも苦労したこと、あの2個のメダルの裏側にある思い、それらを興味深く読んだ感じ。ターゲットは誰?若者?若い親?ちょっとわからないな~・・有森さんのこの本に対する思いが伝わっている人はどのくらいいるのだろう?2012/12/08
ヨータン
3
私は市民ランナーとしてレースにいろいろと参加していますが、この本を読んで、有森さんに叱られているのではと思うくらい、ドキッとした個所がいくつかありました。マラソンは、一度リタイアしたら癖がついてしまう。しかも毎度同じ地点でリタイアしてしまうようになるので、リタイアは御法度。とか、競技内容や結果とは関係ない「感謝の気持ち」「楽しいから」「参加することに意義がある」といいはじめると、そこから記録が伸びる人はあまりいない。負けた悔しさを前面に出している人が伸びるとか。肝に銘じておこうと思いました。2013/02/28
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