内容説明
祖国・天青国の暗部に触れ、叛逆者となった15歳の“元”士官候補生イオン。真の敵を見極めたいと始めた「邪神」探しの旅は、水神を祀る部族が暮らす港町へ。一族の秘密を教えてもらう代わりに領主と交わした契約は何と「海賊退治」! イオンは“海賊退治にはありえない者達”を仲間にする突飛な作戦で行動開始! 滑り出しは上々、だが思わぬ落とし穴が!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hirune
35
やっちゃいました^^;2巻目から読んじゃったぁ。権力者に歯向かったんだかで逃げて、邪神の秘密を求めて旅立った少年イオンが港町の領主と取引して海賊退治を依頼される冒険ものですね。彼は川と海の両方で溺れかけ、毎回女性に助けられるけど、一人は神様の一種(?)でもう一人はイルカに乗った少女だとか(o^^o)いろいろ辛いこともあるけど、総じて明るいファンタジーでした。でも謎はまだ解けず次巻に続く☆役には立たないけど、イオンのペットのトカゲが可愛らしいです♡2016/01/29
たるき( ´ ▽ ` )ノ
34
シリーズ第2巻。物語にエンジンがかかってきた感じ!イオンは賢いけど間抜けで憎めない(笑)このシリーズがどんな結末を迎えるのか、とても気になる。2019/05/16
ダージリン
15
よそ者の立場なのに、がんばっているイオンがとても良い。邪神の謎は深まったけど、アルフレドと再会したし!あとは、リッカが気になりますね。2012/07/11
絳楸蘭
14
イオン一人で始まった旅。協力者を現地調達するのはフェンと一緒だけど、テオみたいな仲間がいないのは寂しいなぁと思っていたところにグラウベル登場。よかったね。某国の吏部侍郎並みの方向音痴だけど…。アルとリッカの状況はわかったけど、兄さんがなにをしているのかわからなくて不気味だ。「!?」ということがいっぱいで、次回が楽しみ!!2012/10/19
r_lune
10
飄々としてつかみ所がない主人公だけど、ほぼ主観で語られるからか親近感が沸いてきます(笑)抜け目がないようでいて穴だらけ。今後の成長がますます楽しみですね!前作の最後にちょろっと出てきた蜥蜴さんが沢山出てきます…蜥蜴かわいいよ…!そして最後があの終わり方…早く次が読みたい!つよ丸さんの麗しい表紙と挿絵も素敵!邪神の謎と今後の展開が楽しみです^^2012/07/05