内容説明
ヒーローだけが主人公じゃない。
補欠も就活生もお母さんも、誰だって主人公なんだ! 読むほどに人生が愛おしくなる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
射手座の天使あきちゃん
97
献本当選本 高校時代甲子園大会で優勝、大学では早稲田のエースとなった「銀縁くん」こと星隼人、華々しい活躍を遂げながらも彼が決して笑わない理由とは!? 彼の活躍に絡むのは他の六大学各校の特徴を象徴づける個性的な登場人物たち、各章のラストに新聞記事を載せて結末を伝えるあたりは心憎い演出です 楽しめました、毎日新聞社さんありがとう♪ m(_ _)m2012/09/11
yuni
70
やばいやばいやばい(←語彙力失う)。めっちゃツボ。「アルプス席の母」で早見氏が元高校球児と知り、他の野球小説も読みたくて手にとった。本作は東京六大学野球を各校目線で描いた物語。各章の最後にリーグ戦の星取表と新聞記事を載せてあるのも小技が効いててgood!できれば明治と立教も野球部員目線で描いて欲しかったけど、みんなが「主人公」であるという著者の考えに納得。個人的には法政のマネージャーの話が好き。大学野球はマネージャーが優秀だといいチームになるんだよね。早稲田のエースの彼女がワセジョではなく立教なのも絶妙。2024/05/31
takaC
67
アイディアは面白いと思うけど3週目以降も単純に野球の話に徹した方が良かったように思う。特に立教の佐山明子ちゃんの話はバッサリ無い方が良かったな。2015/04/06
しーちゃん
66
メチャ良かった。野球好きにはたまらん!東京6大学野球。夏の甲子園で優勝し早稲田に進学したエース星隼人に関わるライバル、恋人、高校のチームメイト、勝手にライバル視する就活生の目線で語られる物語。それぞれの親の登場が微笑ましく、涙を誘う。大歓声のマウンド、文字から放たれる一球が眩しく目に浮かび、星君と一緒に深呼吸したくなる。なぜ星が早稲田に進学したのか、頑なに人に心を開かないのは何故か、最終章ではもう完全に星ファンとなること間違いない。この一瞬に全てをかける、感動しないわけがない。自分の人生は自分が主人公だ。2020/11/18
クリママ
53
「6」は六大学の6。それぞれの大学の物語だが、早稲田の投手が物語を繋いでいる。第一週は東大編。六大学野球のフィクションで、それならばノンフィクションのほうがいいにと思ったが、第二週からは、野球ばかりではなく、女子大学生や母親の話もある。苦悩を乗り越えていく青年たちの若さが眩しく、爽やかな気持ちになった読後だった。2020/03/08
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