内容説明
弁護士・添野のもとを臼井あさぎという女性が訪れた。15年前に駅で自分のスカートの中を盗撮した犯人が、今判ったので訴えたいという。添野は時効だし当時は盗撮を犯罪とする法律もなかった、と諦めるように諭して帰した。それから3週間後、朝の電車内で痴漢が腕を掴まれ、大怪我をする事件が起きる。過剰防衛とされ、拘留された被害者女性は添野を弁護人に選任。女性は臼井あさぎであり、その後事件は意外な展開をみせる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
devil
1
知らずにきっかけを作った人間を責めることが出来ないかあ。 中々複雑な舞台を何となく明るく?見せてくれたので楽しめました。 中身はドロドロですけどね2020/10/21
Japan Alex
1
臼井あさぎのスカートが7センチ短かったから起こってしまった痴漢事件。 普通のスーツだったら、添野弁護士も弁護士になれなかったかもしれない。栗原瑞穂が吉岡教授に仕返ししてることはわかったが、最後の告白は、凄いどんでん返しだった。 なんとなくスッキリしない気がする2019/10/27
あっこ
1
痴漢から殺人に至った経緯の裁判のミステリー。最後の告白にはびっくり。富田さん心境はどうだったんだろう?ちょっと纏まりすぎを感じます。再読はないです。2014/07/12
K
1
単なる痴漢を扱った事件と思いきや凄いどんでん返し!女の愛と恨みは怖い…。2013/12/15
saifu
1
「リーガル・ハイ」を観終えた後で法廷ものが読みたくて手に取ったがまずまずの出来。2013/02/07