文春e-book<br> 学生時代にやらなくてもいい20のこと

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文春e-book
学生時代にやらなくてもいい20のこと

  • 著者名:朝井リョウ
  • 価格 ¥838(本体¥762)
  • 文藝春秋(2014/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163752501
  • NDC分類:914.6

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内容説明

現役大学生作家として『桐島、部活やめるってよ』でデビューした著者初のエッセイ集。ただ単純に笑いたい貴方に!
社会の荒波におびえつつ振り返るのは、学生時代の数々の思い出。カットモデルをすれば失意を味わい、熱い青春を求めて出かけた自転車の旅では尻の痛みを得る。そうして万事無為、やらなくてもいいことばかり為した日々の総決算、就職活動をついに迎え……。華々しい「大学生作家」の看板の陰で繰り広げられる意外と残念な日々を綴った、爆笑エッセイ20篇!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

風眠

258
朝井リョウが現役大学生作家だった時に書かれたエッセイ集。面白い。やばい。特にツボだったのは「眼科医」の話と「ピンク映画館」の話と「黒タイツのおじさん」の話。ほかにも面白い人が沢山出てくるんだけど、本人がそうでもないのに何故か巻き込まれていくのが笑える。SNS世代らしい文章の書き方とか、短いセンテンスで場面展開していく間のとり方とか新鮮だった。どのエピソードもそのまんまコントになりそうな感じで、自分が遭遇した面白いことを、きちんと面白く伝えられる文章力がすごいと思った。社会人篇も書いてほしいなぁ。2012/09/09

hiro

237
読メの面白いという感想を読んで図書館で借りる。この朝井さんが学生時代のエッセイは、皆さんの感想どおりの面白さだった。もちろん、さすが直木賞作家(もちろん受賞前だが)、読みやすいエッセイだった。読後、私の作家、朝井リョウの略歴は以下のようになった。小説家。岐阜県出身。早稲田大学在学中に『桐島、部活やめるってよ』でデビュー。『何者』で直木賞受賞。弱点はお腹が弱い。特技は耳を動かせる。学生時代に地獄の100キロハイク、500キロバイクを経験する。しかし、お盆を甘くみて北海道への自動車旅行は未遂に終わる。お勧め。2014/03/18

ウッディ

176
自意識過剰で、無計画、ビビりでありながら、ついつい無茶をしてしまう。オマケに、お腹が弱くて馬顔の朝井リョウさんの学生時代を綴ったエッセイ。どれも思わず吹き出してしまう面白いさでした。思い切りよく、自分をディスり、リア充っぽくなっていないのに、羨ましい思い出の数々でした。バカな男子学生だった自分も似たような事があって、共感できました。きっと朝井さんの本音は、「学生時代あえてやっておくべき20のこと」という感じだと思いました。2017/10/08

パフちゃん@かのん変更

162
平成生まれの直木賞作家。この人の本を読むのは4冊目、初のエッセイです。実用書みたいなものを想像していたが、中身は爆笑エッセイ。若者はもっとカッコつけているものだと思ったが読みやすく楽しめた。学生時代にしかできないような馬鹿な行動がたくさんあって面白い。頭がいい筈なのに、馬鹿を売り物にしているのか(笑)お母様も面白い。三浦しをんとその父のようで面白い。2014/05/11

はっせー

158
文庫本にもなっているこの本。文庫本では『時をかけるゆとり』になっている。本当に笑える内容であった!朝井リョウさん。お腹が弱く、心配性な作家さんのエッセイ。主に大学時代のエピソードが多く書かれている。早稲田本庄から仮装してウォーキングをする。他学部の講義に参加する。カットモデルになる。プーさん眼科医。東海道を自転車で走破する。などなど。エピソードが強すぎる!本当に電車やバスで読むのを控えたほうがいい!決してフリではない笑 家でコソコソ読むのがいい!読んで元気が出る本といえばこの本だと思う。皆さんもぜひ!2021/08/31

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