内容説明
日常というのは、単に形だけを考えると、食べて、寝て、仕事して、時間を埋めることの繰り返し。でもそんな日常のなかに、小さなこだわりや喜びを持つこと、小さな達成感を味わうことで、毎日の暮らしはがぜん輝きを放ってきます。今は先行きが不透明で、矛盾が多い時代。必要になってくるのは、遠くの希望だけでなく、あたりまえにある日常や自分自身のなかに、どれだけ価値を見出していくか、というスキル。そして人から幸せにしてもらうのではなく、「自分自身で幸せになっていく力」です。もっとも大切で、限りある自分の時間を、いかに幸せで満たして生きるのか―。その答えは、暮らしをシンプルにしていくことで発見できるようになります。この本には、具体的になにを大切にして、なにを手放したらいいのか、どうすれば限りある大切な時間を幸せで満たしていけるのか……生活のあらゆる側面から、基本の考え方や、ちょっとした工夫を書きました。
目次
第1章 ここちよくシンプルに暮らす
第2章 増やさない、捨てる、収納する
第3章 ここちよく暮らすための部屋づくり
第4章 働く女性はシンプルにおしゃれする
第5章 毎日の生活に取り入れたい美容と健康法
第6章 日常を平和に。シンプルなおつきあいのしかた
第7章 身の丈生活がここちよいマネープラン
第8章 いまの幸せと未来のための時間の使い方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Q
15
リミテッド ●モノを持つとは意識しなくても、それだけモノにエネルギーを使うということ ●人生の豊かさとはどれだけ自分を喜ばせる時間を持つか ●モノを持つとは、その分出費が大きくなること ●余計なモノまで買ってしまうときは、心のちょっとした不安、不満の隙間をモノで埋め合わせしようとするから ●目的は買うことではなく使うこと ●いまはいらない、なら捨てる ●過去、遠い未来のモノは捨てる ●テーブル、ソファにモノは置かない ▷よくある本。定期的にこの類いの本を読むと復習になっていい2020/11/22
ごへいもち
15
全体になんだかメリハリのない本だったけど、いくつかメモ:「それほど好きじゃないけどせっかくあるから着なくちゃ→本当に好きな服だけ着よう」「服をしまう時は色別に並べると探しやすい」「5分以内にできることは思いついたらすぐ実行」2013/09/01
なお
14
すっきりした家はやはり心地よいのだろうな。2019/06/17
布遊
9
読みにくさは、どこからくるのだろう~イラストは可愛らしいけれど、3名の人によって描かれているのですね。*自分のやりたいこと、心地良いことを、何より大切にする。*人との比較をやめ、自分のペースで、自分の道を歩く。*「~するべき」をやめ「~しよう」と考える。*郵便物は5分以内に仕分ける。*心身を甘やかしすぎず、厳し過ぎず。自分の心と身体の声に耳を澄ませて、自分だけの「ちょうどよい」という習慣を見つけることが大切。2016/07/11
還暦院erk
7
図書館本。良くも悪くも総花的だけど、綺麗な装丁と写真・イラストが好印象。まぁ「どこかで読んだことがあるかも」といった部分は飛ばし読みだった。pp32-33「いまはいらない、と思ったらすぐ捨てる」「過去のモノはすてる」「遠い未来のモノは捨てる」は大事な原則だ。p24必ずメモを持参して買い物を、というのも。本書のおかげで食品ストックの総点検とアクセ類の整理断捨離が進んだ。2015/11/23