感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
15
「しっぺいたろう」を絵本で読みましたが、この紙芝居はお話を凝縮してシンプルにした点と、田島征三さんがデフォルメした絵でおどろおどろしさを伝えるた点で、わかりやすくで心象的な紙芝居になっています。 化け物を退治した余韻に乏しいものの、しっぺいたろうの存在感とお坊さんの苦労が伝わってきました。 子どもたちを引き付ける作品だと思います。2018/03/19
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
しっぺいたろうの名前の由来なども書かれていて、演じた後に紹介するのもなるほど!と思ってもらえるのではないでしょうか?田島征三さんの描かれる紙芝居は老若男女問わず好かれるので沢山の世代の人に演じられると思います。 【SDGs8 働きがいも経済成長も(仕事 職業 僧侶・和尚・行者・神主・宮司)】 2018/05/12
そらこ
5
ぼうさんが、旅の途中、人の泣き声を聞ききつける。理由を聞けば、祭の夜に山の神に娘を差し出さなければならないう。ぼうさんが山の神のところへ行くと、化け物が「しっぺいたろうはおるまいの しっぺいたろうにゃみつかんな」と歌っている。ぼうさまが、しっぺいたろうを探しに行くと、やっとみつけたしっぺいたろうは大きな犬だった。祭の夜、娘の代わりにしっぺいたろうを山の神のところへ差し出すと……。田島征三氏の、熱く湿っぽい絵が、日本の昔話世界につれていってくれる。ひとつぶひとつぶ描かれた涙が印象的。読み聞かせ5-6分2018/07/02
ゆにす
4
絵本より紙芝居が子どもたちは好きかな。ことばがシンプルでわかりやすい。声をだして演じてみて楽しかったです。お話の解説はしっかりしていて、勉強になりました。2018/10/06
かず
1
小学校低学年で楽しむ。白羽の矢ってこういう事と、あらためて感じた。昔から伝わる話は面白い。 2019/10/16