孫正義のエネルギー革命

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孫正義のエネルギー革命

  • ISBN:9784569805238
  • NDC分類:501.6

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内容説明

日に日に深刻さを増す原発論争、電力不足、電気料金アップ…震災以降、正面から向き合わざるを得なくなった日本のエネルギー問題。
解決困難に見える問題が山積する中、稀代の革命児が壮大な未来図を語り上げた。
本書は、孫氏がエネルギー改革について講演で話した内容等を編集した、肉声の伝わる一冊である。
その核となる「アジアスーパーグリッド構想」について、知識のない人にもわかりやすく読めるよう解説している。

目次

プロローグ 東日本大震災で変わったエネルギーへの思い
第1章 二〇三〇年、自然エネルギー六〇パーセントを目指して
第2章 普及を加速させる固定価格買取制度とは
第3章 求められる電力システム改革と市場の透明化
第4章 日本を貫くスーパーグリッドを敷設せよ
第5章 目指すは「アジアスーパーグリッド」
補章 シンポジウム「自然エネルギー送電網の拡大―アジアスーパーグリッド」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まめタンク

11
2012年73冊目。東日本大震災によって起こった原発事故。原発にエネルギーを依存する事が難しくなった今、我々は選択を迫られている。このまま火力発電やガス発電に依存するのか?それとも、孫正義氏が提唱するメガソーラーやスマートグリッドに移行するのか。正解、不正解ではなく今こそ国民が一丸となって意見を出すべきだろう。このままサイレントマジョリティを決め込むのは危険だ。この本が全てを解決できるわけじゃない、でも一つの思案にはなるだろう。2012/10/17

ねね

6
発送電分離をすると、どういうメリット・デメリットがあるのかがとても解りやすかった。また、再生可能エネルギーの導入に、何が大きく立ちはだかっているのかも。さすがに、アジアスーパーグリッド構想は夢物語だろう、と思わずにはいられないけれども、それでも孫さんの「夢見るだけでは夢のまま」という信念のために既に動き始めている姿を見ると、普通に応援したくなってくる。日本の将来、アジアの将来を見据えて、本気で夢を実現しようとしてくれてる人が、「孫さん」っていうのが、もう何とも。日本人として頭が下がります。2015/04/16

aegis

1
資源がないなら他国から融通すればいい、融通する設備がないなら作ればいいという論旨が明快な本。日本だけでエネルギーをまかなうことに限界を感じていたので、筆者の主張には賛成です。2012/07/15

ラララ

0
孫正義 孫氏が設立した自然エネルギー財団監修による電力問題を取り上げた著書。 東日本大震災以降、原発から自然エネルギー発電へ移行する動きがあり、先頭を走る孫氏。現在の地域電力独占問題、発送電分離問題、スーパーグリッド問題など、守旧派である電力会社には歓迎せざる話も多いとは思うが、孫氏の熱い思いが伝わってくる。 最近トーンダウンしてきたと思しき電源問題を改めて感じた書。国をまたいだスーパーグリッド構想は興味深い。2015/10/21

shimojik

0
読んだ。2012/08/12

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