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内容説明
一般にイギリスは礼儀としきたりを重んじる保守的な国と思われている。しかし、実際のイギリスは昔も今も伝統を守りながら、どんどん新奇なものを受け入れる国である。紳士を尊重する一方でフーリガンが存在したり、ミニスカート発祥の地であったり、茶樹がないのにアフタヌーン・ティーの習慣が根付くなど、さまざまな不思議を抱えているのだ。本書では、多くの人を惹きつけるイギリスという国の謎を解き明かす! 【目次】まえがき/第一章 歴史に名を残す最初の紳士は強盗殺人犯?/第二章 エディンバラがイギリスの地図にない!/第三章 茶の木がないのに紅茶の国?/第四章 パブリック・スクールはだれのため?/第五章 やがて恐ろしきナーサリー・ライム/第六章 カクテルに名を残す女王はだれ?/第七章 イギリス方言の多様性/第八章 フーリガンは「二つの国民」の生き証人か?/あとがき
目次
まえがき
第一章 歴史に名を残す最初の紳士は強盗殺人犯?
第二章 エディンバラがイギリスの地図にない!
第三章 茶の木がないのに紅茶の国?
第四章 パブリック・スクールはだれのため?
第五章 やがて恐ろしきナーサリー・ライム
第六章 カクテルに名を残す女王はだれ?
第七章 イギリス方言の多様性
第八章 フーリガンは「二つの国民」の生き証人か?
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
12
イメージの中の「イギリス」を作るいろんななもの、紳士や紅茶の発祥と謎や、ブリテン連合国の微妙な歴史と関係、フーリガンに見る国民性と軽くて読みやすい英国文化入門。デイヴィッド・コパーフィールドに出てくる体罰だらけの教室風景が、当時のパブリックスクールには極めて一般的なものだったことが知れて収穫。カクテルのネタにもなったブラッディメアリーとメアリー・スチュアートはやっぱりイギリスでも混同されやすいそうな。紅茶の歴史が意外と浅いのも発見だった2013/05/03
こつ
5
イギリスについて、歴史、言語、教育、お茶や紳士ナーサリーライムなどの文化、フーリガンといった観点から解説されます。古い歴史のある国でありながら、新しいものもどんどん取り入れる国。不思議でわくわく。2018/02/20
erie
4
タイトル、不思議と謎の違いってなんだろうと気になってしまった。中身は極めてしっかりとした、日英の学術的文献に基づいた専門家による一般向けのこなれた入門書。パブリックスクールには学費を払う学生と払わない学生がいたようだが、その制度の全貌を明文化するのであれば、家庭の経済力をならして教育機会均等を目指すシステムとしてうまく働く可能性もあるのではないかと、医学部不正騒動を見ながら思う。民族問題・方言も、耳に入っては来るものの調べようとすると複雑・難解過ぎ、この本で簡潔にまとめられ説明されていてよかった。2019/01/03
ユウユウ
2
アンビバレンツなその魅力2025/04/09
うさぎ
2
もっと楽し読めるかと思っていたのだけど、意外に手強かった。でも、子守唄のところとかコックニーのところはうんうんわかる分かると楽しく読めました。あー、イギリス行きたい!2021/12/02
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