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内容説明
吉田、岸、佐藤、田中、中曽根から、民主党政権の鳩山、菅、野田内閣まで、仁政の総理、失政の宰相、前内閣の経済政策を問う。好評に応え7年ぶりに大幅増補!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲオルギオ・ハーン
29
吉田茂首相から野田佳彦首相までを政府の予算規模、内訳も見ながら経済政策の概略をそれぞれ書いている。不要な雑学は書かず、客観性を重視して書いているので読みやすかった。経済成長が順調な頃は政権が長いかと思いきや政権争いは激しく、1〜2年で政権が変わることも珍しくなかった。その分、各政権のすることは割とはっきりしている。自民党政権に失望して、他の党が与党になっても官僚と連携できずに国家運営が停滞する流れになるのは日本の特徴かもしれない。やたらとポイントが付く政策を強調するのは麻生政権での成功体験からか。2023/07/02
1.3manen
14
冒頭のカラー版戦後日本のデータは貴重。大平正芳首相のとき、一般消費税で選挙に敗北、とある(145頁~)。消費税導入の伏線はみられる内閣。そして、この頃の政治判断に原発建設、稼働の責任がありはしないか。今年95歳となった中曽根康弘首相のとき、民営化が進み、私の両親もその影響を大きく受けた。プラザ合意で円高や産業空洞化が進んだ(160頁~)。候補者の中には、本書すら知識としてもっていない遊説している政治家の卵もいる。話す内容でわかる。竹下登首相のとき消費税導入。橋下龍太郎首相で5%へ↑。小泉純一郎首相は・・。2013/07/06
coolflat
8
歴代首相の経済政策全データと謳っているが経済政策だけじゃない。戦後歴代首相の政治史と言えるくらいの本だろう。因みに戦後間もない東久邇政権から野田政権まで描かれている。通して読めばよく分かるが、所得倍増計画や消費増税や国鉄民営化をはじめとする中曽根行革や小泉の構造改革は、何もその内閣から突然始まった事ではなかった。所得倍増計画は岸内閣で計画されたことだし、消費増税は大平内閣では一般消費税という形で、また中曽根行革は鈴木内閣が出発点だし、小泉の構造改革は橋本行革に起源があった。正に歴史は繋がっているのである。2014/12/26
ごんちゃん
6
戦後の歴代首相27人早めくり。経済政策中心ではあるが、内閣権力闘争史でもあり、あんな人、こんな人いたよね~羽田ってダレ?とか思いながら、結構楽しくよめる。しっかし、短命政権多いわ。総理の平均任期は約2年。政策実行より、ほとんど選挙と派閥抗争に力を費やしている。選挙が多発・・>国民の人気とらな勝たれへん・・>不人気な税金政策等はアカン・・>財政問題等も先送りや・・>負のスパイラルなのねん。いっそ大統領制にならんかな。やっぱ最低4年は腰を落ち着けて、政策に取り組んで欲しいよね。2015/05/15
とみやん📖
3
新書で、戦後経済政策を振り替える、という無謀とも言える試み。教科書のようにエポックの切り売り的な内容になるのは仕方ないか。ただ、私のような素人にとっては逆に俯瞰できてありがたい。冷戦や朝鮮特需など、我が国経済にとってプラスに働いた外的要因を差し置いても、国の舵取りは及第だったのだと思う。2017/05/07
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