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内容説明
日本のサッカーは、どうしたらいま以上に盛り上がるか? W杯4大会連続出場、アジアカップ4度優勝を獲得した日本代表は、本当に強くなったのか? こういったことは日本サッカーだけに目を凝らしても、その真の姿は浮き彫りにはならない。比較対象を世界に求めなければいけないのだ。サッカー的な匂いが充満している海外の現場から見ると日本サッカー界の有様が、同時に鮮明に蘇るのである。本書では、日本サッカー近代史がスタートした1993年の「ドーハの悲劇」から2012年のザックジャパンまで、20年弱を世界のサッカーと比べながら、たっぷり振り返る。海外取材を精力的に行ってきた著者が日本サッカーへの思いを語り尽くした一冊。ブラジルW杯予選の観戦がさらに面白くなる、ベストセラー『4‐2‐3‐1』の著者による渾身の書き下ろし。
目次
オフト時代―1993
ファルカン時代―1994
加茂時代―1995‐1997
第一次岡田時代―1998
トルシエ時代―1999‐2002
ジーコ時代―2003‐2006
オシム時代―2007
第二次岡田時代―2008‐2010
ザッケローニ時代―2011‐
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
35
サッカー関係のマスコミの人ってあほばっかりかと思えてくる。なんか読んでてけっこう腹立ってくる。自慢話というか俺は違うんだ的なかんじなんかいやだ。けっこう前からザッケロ-ニの名前出てくるんだけど、そんなに有名な人だったのかと。2013/09/19
№9
26
世界のサッカーがまだまだ活字の中でしか「見る」ことができなかった時代、著者の書く強豪同士の観戦レポートが僕は好きだった。ところがやがてTVの解説者として登場するとこれが案外下手だった。そんなもんである^^;そんな著者がドーハ以後の世界と日本のサッカーを主に「システム論」から批評する。数々の懐かしきゲームの観戦記は著者の得意とするところだが、果たしてシステム論だけでゲームや当該チームの好悪を説けるのか。ファンタジスタ不要の現代サッカーがさらにシステマチックになっていくのはわからないではないのだが( ̄O ̄;)2014/09/27
YOS1968
7
いわゆるドーハの悲劇から20年間を総括している本。著者の海外サッカーの見識は高く、20年前から日本のサッカーに国際基準を求めてきた。その提言はちょっと鼻につくところがあるが、もっともなことでもある。このように丹念に歴史を振り返るのは良いことだ。もっと日本代表に厳しい意見も浴びせていかなければならない。その結果得られる感動は大きいのだから。2012/08/31
アイマール
4
日本代表の流れが20年を通して分かるので、面白かった。サッカーにおいてもガラパゴス化してたんだな。ザックになってようやく、スタンダードなサッカーをしてる気する。もう少し、ファルカンに監督を続けて欲しかった。若手発掘を始め、悪い監督ではなかったと思う。監督更迭の緊張感のなさは、いただけないが、早急に結果だけを求めるべきではないと思う。長い目と愛を持ってチームを見ていくことが大切だと思う。2013/05/10
Hide N
3
大きな挫折があるから成長する、サッカーと人生が重なりました。2012/08/17