内容説明
も女会の日常が戻ってきた。少しの違和感と大きくズレた青春の日々。でもそれも束の間のこと。ある日、吹雪で学校に泊まることになった僕たちは肝試しを始めた。いつもの無軌道な活動の一環。だけど突然、ユーリの悲鳴が上がって--それは、惨劇の始まりに過ぎなかった! 陸の孤島と化した校舎で正体不明の殺人鬼とニアミス中……いったい誰が? 動機は? いや、そもそもなぜ〈愛〉がここにいるんだ? 無慈悲にエスカレートする否(≠非)日常系!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
36
何十にも重なった多層世界。まるでフィルムを何百枚も重ねることで少しずつ浸食し姿を表していく『異常』いつの間にかそこに姿を現した異端分子。救ったはずの彼女が、そこにいる。それに気付いた瞬間に、もう遊びはおしまいと起きるクローズドサークル現象。閉ざされた雪の校舎。突如として現れる友人の死体。重ねられた世界のすぐ下は、まるで別の世界なのだと、フィルムの世界の僕らを嘲笑うかのように。ストップモーションアニメでしか動けない僕らの世界。順番を入れ替えて、神様気取りの奴らがいる。その不適切な日常の中、まだ僕らは生きてい2012/10/20
コリ
31
愛が加わった事により更に賑やかになったも女会。リンネを巡って火花を散らしたり、罵倒する時は息ピッタリな愛とユーリにニヤニヤしっぱなしだった(笑)そして前半の平和っぷりがひっくり返る怒濤の展開の後半。黒幕の登場により前回以上にシリアスに…。てことで今回もメチャクチャ面白かった!前半と後半のギャップの凄まじさはこのシリーズ特有の持ち味だよね、ホント(笑)今回は表紙を飾ったユーリが出番多め。強気なチワワっぷりが大変可愛らしかった(笑)一番好きなキャラなのでこれからもどんどん活躍して欲しいな。2012/06/04
ゴローさん
24
なんで愛さんいるんッスか?変態過ぎますが雛子が一番好きです。リンネの洞察力や行動力には驚愕ですね…場面が目まぐるしく変わってちょっと混乱してしまいそうでした。愛がアイ・ド・ラになった経緯も分かりよりパン・ド・ラを倒すのが無理ゲー臭くなって来ましたが今後の展開が楽しみです。2013/04/05
KUWAGATA
19
100ページまでは日常系、そこから先は怒涛の非日常系。1巻では度肝を抜かれましたが、さすがに2巻ではそこまでの衝撃は無し。きっと、すごくよくできた設定なんだろうけれど、残念ながら作者の筆力がそこに追いついていない感じ。1巻同様、結局何がなんやらよくわからないままに終わってしまいました。こういうのは、いちいち頭で考えることなく、ジェットコースターのように息を継がせずに読ませるものだと思うので、そこのところだけがちょっと残念だった。まあユーリがかわゆすぎるので良しとしますが。2012/11/09
ごぅ。
15
これはなかなかにドロドロでした。。どんな世界になろうとも根幹を絶やさないための戦いになりそう。。。よね?、、、とりあえず表紙のユーリの想いを僕へのベクトルへ・・・・ふにゅ~。。。2012/07/01