内容説明
エリーズは交通事故のショックで記憶喪失に陥った。病院のベッドにずっとつき添っていた見知らぬ男性が彼女の夫だそうだが、エリーズはまったく信じられなかった。いくらなんでも、何かぴんとくるものがあるはずじゃないかしら?アレハンドロ――若くして多国籍企業のトップに立ち、社交界でも際立った存在の大富豪がわたしの夫だなんて。出会ってわずか1カ月で結婚したと聞かされても、何も思い出せない。アレハンドロの黒い瞳の奥にくすぶる炎を見るたびに、彼女の胸は不安におののき、やがてさらに衝撃の事実がもたらされた。なんと、エリーズは妊娠しているというのだ!■人気作家H・ビアンチンによる記憶喪失がテーマのドラマティックな今作。新作『彼を愛せない理由』も刊行されていますので、こちらもどうぞお見逃しなく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
21
再読。記憶を失った妻に対するまめさが好ましい。実はかなり前にいったんドナドナしちゃったんですが、ついまた購入。2017/05/06
糸車
5
事故で記憶を失った妻に対して献身的なヒーローと、それに対して猜疑的になってしまうヒロイン。ヒーローがヒロインに父親の事業を救いたいならと結婚を強要したことはほめられたことじゃないけれど、それ以外はかな~りいい夫です。鉄の自制心、妻に対する情熱、人の心を読み、実にマメ。これほどの男性に愛される幸運にヒロインは感謝するべきだと思う。一時的にヒロインの記憶がなくなった間になんとか信頼関係を築こうとするヒーローの涙ぐましい努力は素晴らしい。福原ヒロ子さんのコミックも小説の雰囲気をうまく表現されていてよかったです。2014/01/11
akiyuki_1717
3
記憶を失った妻に尽くす夫、メロメロぶりは良かったけれど、文章が苦手な日記調で、単調すぎて終盤に意地悪いライバルが出てくるまでは読むのが辛いくらいでした。ヒーローに百ほど文句を言いながら、高級ブティックで買い物三昧、高級車をプレゼントされ、迷いなく受け取る。気分がのらないとパーティーの参加をドタキャンと、結構好き放題のヒロインです。しょっぱなに看護師の彼女が父の会社の返せる当てのない借金の返済の延滞を認めるようにと、彼の会社に押しかけた時点で、かなり自己中な性格と感じたけどね。2015/05/09
EDAMAME
0
( ̄▽ ̄)2013/07/04
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